こんばんは。
takeshi kadotaです。
今日は平日ですがブライダルフェアを開催しており、お客様との会話の中で
- 前に行かれた会場どうでした?
- 押し売りが激しくて、契約するまで帰らせてもらえなかったです。。
とおっしゃってました。
もうね、プランナーとしてはこういう記事書くの一番嫌です。
情けないですよブライダル業界。
ですが、これに悩んでいる方の解決策になればと思い本日はパソコンに向かっております。
もう今日はブライダルの裏側を全部ぶっちゃけてお話しします。
ブライダルフェアで即決してしまい後悔することがないように、上手な断り方をまとめております。
これからフェアに参加する方
即決はせずゆっくりと会場を選びたい方
是非参考にしてください。
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
目次
1、即決とは?
即決と呼ばれるものはどこまでが即決なのかを知っておかなければ、話が進みませんのでそこから解説致します。
良く言うのは「ブライダルフェアに参加してその場で決定すること」ということですね。もちろんこれは正解です。これぞ即決です。
しかし式場によっては「本日中に決定したらOK」というところもあります。
いわゆる「即決特典」「即決割引」に関してはその場で契約しなければ絶対に適用されないわけではなく、その日中に契約すれば適用される式場もあるので即決特典がある式場の場合は担当プランナーに確認しましょう。
つまり、即決とはその場もしくは当日中の契約を指します。
2、結婚式場はなぜ即決を迫るの?
ストレートに言うと、自信がないからです。
当たり前ですが、他社の会場に行けば行くほど自社で決定してくれる確率は下がります。
それを怖がって即決を迫るんですね。
自社の会場に自信があり、プランナーとしてもスキルや経験のある人は即決を迫りません。
もちろん会社の方針もありますが、少なくても良いプランナーは押し売りしません。
「どうぞ見てきてください。」それがあなたの望みなら。というスタンスです。
それでもお客様が本当に気に入っているから、契約が決まっちゃうんです。
お客様から求められるんですね。
プランナーの見極め方はこちらを参考にしてください。
何百人もプランナーを見てきてますので、良いプランナーの共通点をご紹介します。
ちなみに大手ほど即決を迫る可能性が高いので気を付けましょう。
アニヴェル○ル
テイクアンドギブ○ーズ
ベストブライ○ル
エス○リ
この4社は特に要注意ですね。
3、日程の空き状況は信じてはいけない
即決をしてしまう理由No.1は日程の空きが全然なかったから焦って決めた。ということ。
しかし、この日程の空き状況ですが正直申し上げて、だいたいウソです。
少子高齢化でお客様が少ないにも関わらず式場はドンドンと増える。
そんな未来が暗いブライダル業界で、1年後の空き状況が1つや2つの日程なんてことは間違いなく有り得ません。
そんな状況だったら、即決迫りませんよ。笑
私は他社に新郎という程で調査に行くことがありますので良く分かりますが
プランナーが空き状況の話で「ご希望の日程が空いてましたー!」と
希望日程だけ、もしくは希望日程を含めた2日程ぐらいを提示してくることがあります。
おい。お宅そんな人気会場ちゃうぞ。って言いたくなります。笑
絶対に信じてはいけないのは、ホテルや専門式場。
会場数が多いと空きが多いのは当たり前です。
1日に2回転している会場を10個持っていれば、1日20組取れるわけですから。
もう一度言いますが、そんなに埋まっていたら即決迫りません。
もし本当だとしても、そんな簡単に希望日程埋まりません。
年間休日120日以上あるのに、奇跡的に希望日が埋まっちゃう。という可能性は凄く低いですよ。
日程の空き状況は、即決させるためのウソだと思った方が良いです。
4、即決特典は即決しなくても適用してもらえる
そもそも今日決めたら安くなるって意味が分からなくないですか?
ただただ他社に行かないように防ぐ営業でしかないですよね?
ということは、結局自社で決めてくれるのであれば元々割引出来る金額なんです。
はっきり言って、もともと割引きすることを前提でプランを作っている証拠です。
比較したい!と思ったら
今日決めたら。という言葉は信じずに他の会場を見学しに行きましょう。
その上でもし、その会場がいいと思ったら交渉してください。
ほぼ間違いなく割引してもらえます。
- 色々見学に行きましたが、そちらでするか迷ってます。
- 迷っている理由はなんですか?
- 先日の即決特典がなくなると予算を超えてしまうからです。
- 特別に適用しますよ!
それ以外にも割引してもらう方法はたくさんあります。
お得に結婚式を叶えたい方はこちらを読んでからフェアに参加してください。
私の知っている限りの割引してもらう方法を全てまとめております。
5、ブライダルフェアで即決するメリット
即決をする方の大半は前述した2つの理由から即決していると思います。
即決特典があるから!
日程の空きがなくならないように!
この2つですね。しかしこれは即決しなくても大丈夫ということを理解してもらえましたでしょうか。
後日契約をしたにも関わらず当日割引を増やす方法が詳しく知りたい方はこちらで紹介しております。
式場の空き日程が嘘であることを詳しく知りたい方こちらの記事を読んで下さい。
これら2つが即決のメリットではなくなった今、即決することにメリットはあるのでしょうか。
実は1つだけあります。それは、結婚式の準備期間が長くなることです。
もちろん即決をせずじっくり選んだ分、結婚式の日程を少し先延ばしにすればいいだけの話ですが、記念日など結婚式をしたい日程が決まっている方は結婚式場選びに時間をかけ過ぎると結婚式準備の時間がドンドンなくなっていきます。
結婚式場選びはもの凄く重要ですが、同じぐらい「どんな結婚式にしようか考える時間」は大事です。
結婚式の準備スタートは5ヶ月~半年前なので、1年前に決めても準備は始まりませんが情報収集する時間にすることが出来ます。
インスタなどのSNSや口コミで契約した式場の情報を収集して、どんな装飾にしようか。どんな演出をやろうか。
というようなことを考えるのは結婚式の満足度を上げるうえで大切な時間です。
あまりに悩み過ぎて10件の式場を回るのではなく、気に入った!と確信が持てるのであれば次のステップに進むことは選択肢の1つです。
もちろん個人的には3件ぐらいは回って比較することをオススメしますが。
6、ブライダルフェアで即決すると後悔する理由
では即決をして後悔しているカップルたちはどんなポイントで後悔しているのでしょうか。
また、どんなデメリットがあるのかを解説しておきます。
①見積もりが本当はもっと安くなったかも
別の記事で紹介している「当日契約を2倍に増やす方法」でも書いた通り、即決するよりも他社の見積りを引き合いに出して割引交渉する方が安くなることが多々あります。
即決特典なんて元から割引する前提でプラン金額を設定している為、いわば通常金額です。
さらに安くすることは全然出来る為、即決すると安くなるというのはプランナーの営業トークに騙されているだけです。
その式場よりも安い式場のブライダルフェアに参加して、安い見積もりを貰って割引交渉しましょう。
手順はこちらの記事で紹介しております。
また、安い金額の見積りを貰う為にはハナユメから予約するようにしましょう。
ハナユメはハナユメ割という最大100万円の割引特典があるので、他のサイトから予約するよりもグッと安く見積もりが貰えます。
◆ハナユメの最新キャンペーン情報
当サイト×ハナユメさんコラボキャンペーン金額が55,000円(通常+5千円)になっています!
期間限定なのでこの機会にブライダルフェアに参加しておくことをおすすめします!
ハナユメなら相談カウンターと同様のサービス内容をオンラインでも受けられます。コロナウイルスの影響で外出を控えたい時期だからこそ、自宅にいながらプロに相談できるのは非常にありがいたいですね。
しかもオンラインなら当日予約OKで最短30分後の対応も可能になっているので、思い立ったその日に気軽に相談できます。
予約も24時間対応で相談可能な日程もすぐに分かるので便利ですし、ビデオチャットなのでアドバイザーと対面で話が出来ます。
もちろん式場紹介や予算の相談、見学予約代行などなど相談カウンターで行えるサービス内容と変わりませんから安心です。
この機会にオンラインハナユメ相談カウンターで気になる事を全て解消しておきましょう。
公式サイトはこちら
②キャンセルする可能性が高まる
圧倒的なデメリットはこのキャンセルに関してです。
私の経験上、じっくり考えて式場決定した方はほぼ100%式場のキャンセルはしていません。
もちろん親族に不幸があったり破談になってしまった場合などは除きますが。
しかし即決した方の1~2割はキャンセルしています。
式場契約後に「本当に決めてしまって良かったのだろうか」という気持ちになり他の式場も一応見学してみて、結局他の式場の方が良くてキャンセル。
というパターンです。
1件目の即決は特にあるあるです。
式場のキャンセルにメリットは1つもありません。
デメリットのオンパレードです。
こうならないように3件程度は見に行く方が安全です。
③申込金は返ってこない
キャンセルした場合に必ずもめるのが、申込金として支払った金額が返金されない。ということです。
契約規約に申込金が返金できないと記載があり、サインをしている以上基本的には返金されません。
また、結婚式までの期間が5か月を切っている場合は申込金以外にもキャンセル料が発生する場合もあります。
結婚式にクーリングオフは適用されませんので、申込金を返金してもらおうと思うとかなりの労力が必要になります。
しかし返金してもらうことは不可能ではありません。
返金してもらう方法はこちらに記載しております。
④日程が合わないゲストが出てくる
即決するということはゲストに参加できるかどうか確認している時間がないということです。
電話で確認を取れるかもしれませんが、何人もかけている時間はないので確認出来ても両親ぐらいです。
親族でどうしても参加できない人がいた。
どうしても来てほしい友人や恩師が参加できない。
会社の上司が参加できない。というようなことが契約後に分かっても遅いですね。
せっかく結婚式をやるのに招待したかったゲストが来れないのは大きな後悔に繋がります。
契約する前にどうしても来てほしい方々や親族には確認を取っておくのが安全です。
⑤友人の結婚式に参加して後悔するかも
1件目に即決したカップルあるあるですが「本当はあの式場も気になっていた」という式場で友人が結婚式を挙げることになり、参列したらそっちの方が良かった!というパターン。
気になっていた式場も見学したうえで判断したのであれば悔いはないと思いますが、見ずに決めてしまったら「見ておけば良かった」と絶対に思います。
友人の結婚式という素敵な時間に後悔することがないように、気になる式場は見ておくことをオススメします。
7、ブライダルフェアで即決を迫られない方法
かなりぶっちゃけでお伝えしてきましたが、プランナーとして契約を取るために使っている武器は
・日程が埋まっちゃうよ。
・即決特典なくなっちゃうよ。
だけなんですね。
でも前述した通り、そんなもんウソなんです。
ということで、結論即決する必要性が一切ありません。
もちろんメリットがないわけではありませんが、圧倒的にデメリットが多いことはお分かり頂けたと思います。
営業をかけられない方法は、この記事で分かったことを使って
「日程が埋まっちゃったら別に構いません。金額が高くなる分には問題ありません」
とプランナーに言ってみてください。
「あ、マジか。武器がもうねぇ」ってなりますから。
「もったいなくないですか?」と言えるぐらいで「あ、大丈夫です」と言えば終わります。
私が他社に調査として行った時は、毎回この方法を使ってすぐに終わらせてます。
ほぼ確実に帰してもらえますから安心してください。
1つだけ注意点としては、悩むそぶりは絶対に見せないこと。
悩むとプランナーはいける!と思ってここぞとばかりにクロージングしてきます。
逆に一切悩んでいないと「あ、この人たち気に入ってないんだな」と強気に来れません。
プランナーも人間ですから先にメンタルがやられますからね。笑
「決める気は一切ありませんし、次の式場の見学有りますからすみません」と自ら席を立ち帰る準備をしているのを止められるプランナーはいません。
逆にそうでもしないと帰してくれないプランナーさえいます。
日程の空き状況や即決特典に惑わされず、きっぱりと断りましょう。
8、即決した先輩カップルの口コミ
ここでは実際に私がプランナーとして新郎新婦様から聞いた即決した口コミを一部紹介します。
- 1軒目で無知な中決めてしまいました。即決特典があるからという理由で決めたのですが後からネットを見てどの式場でもやっている常套手段であることを知り後悔しました。3件ぐらい回ってから決めた方が良いと思いました。
- 3会場回ったので3会場目で即決しました。後悔しないと思っての決断だったのですが、まさかの親からの反対を受け結局キャンセルすることになりました。自分達だけで決めるものではないと思いましたね・・
- 即決してからいくつか式場を見て回りましたが、結果的に決めたところが一番良かったです。私たちの場合は問題なかったですが、後からさらに良いところが出てきたら・・と思うと後悔する気もします。
9、ブライダルフェアで即決すると後悔する理由 まとめ
今日、私のところにいらしたお客様も、嫌々契約をしたのでキャンセルしてます。
ちなみにキャンセル料は戻ってきました。キャンセル料を戻す方法はこちらに書いてます。
本当に気に入ったら即決することに反対ではありません。
ただ、営業トークや押し売りに負けないでください。ということだけお伝えしておきます。
後悔のない素敵な結婚式にして下さいね。
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