こんばんは。
ウェディングプランナーとして約3,000組の結婚式を手掛けてきたtakeshi kadotaです。
結婚式ではなるべく自己負担額を減らしたい!という希望を伺うことがありますが、それは本音でしょうか。
「減らす」というだけで本当に満足ですか?
- ご祝儀でとんとん(自己負担なし)で出来たら最高!
- あわよくば黒字にならないかな?
- 赤字だけは避けたい!
そんなことを考えたことありませんか?今日はそんな方々の為に、
赤字にならない方法を徹底的に解説していきます。
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
目次
1、赤字にならず結婚式をしている割合は?
まず、世の中でどのぐらいの新郎新婦様が赤字にならず結婚式をしているのでしょうか。
実は赤字の方は全体の半数となっており、思った以上に少ないのではないでしょうか。
◆赤字・・・50%
◆黒字・・・14%
◆どちらでもない・・・16.4%
◆わからない・・・19.6%
参考:マイナビウェディング
何より黒字の新郎新婦が全体の15%程度いるわけですから、黒字化は想像しているよりも簡単だと考えて頂ければと思います。
私の個人的な意見としても、賢く正しい情報を知ってさえいれば黒字にするのは難しくありません。
赤字にならない方法を知っているか知らないかだけの違いでしょう。
2、赤字にならないためのゲスト単価は?
では赤字にならないためには1名のゲストにつきいくら掛けられるのでしょうか。
詳しくは後ほど解説いたしますが、ゲスト1名に対して2万円程度に抑えておけば黒字になる可能性が高いでしょう。
料理・ドリンク・引き出物がメインでかかる費用ですから、豪華すぎる対応をしなければだいたい2万円程度で収まります。
3、赤字にならないためのゲスト人数は?
式場によって会場費が大きく変わったり、日程によって結婚式費用は大きく変わるので何とも言えませんが、だいたい80名以上のゲスト招待が条件になってくるでしょう。
後ほど詳しく解説しますが、基本的にはゲストを呼べば呼ぶほど黒字の可能性は高まります。
120名ほど招待できればほぼ間違いなく黒字になるかと思います。
ではここからは黒字にするための具体的な方法や考え方を紹介していきましょう。
4、祝儀の相場を知り、赤字の予算を把握する
まずは赤字にならない為の必須条件として、祝儀内で抑えるということについて解説していきます。祝儀内で抑える為にはまず、祝儀がどのぐらい集まるのか想定したうえで予算を決定しなければいけません。
一番簡単な方法は「人数×3.3万円」です。これはゼクシィを出版しているリクルートのブライダル総研というところが出しているデータです。
もしゲストのリストアップが済んでいる方はもう少し正確に計算することも出来ます。
◆友人・同僚の人数×3万円
◆会社の上司の人数×5万円
◆親族の人数×5万円(いとこは3万円で計算)
*子供から祝儀は貰わないので、成人しているゲストを対象として計算してくださいね。
これであなたの予算が決まりました。これで出した金額があなたの最高予算です。
この金額を超えれば赤字。超えなければ黒字。ということです。
今後式場選びやアイテム選びの基準として認識しておきましょう。
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5、呼べば呼ぶほど儲かる!?
祝儀の計算をした時にお気づきの方もいらっしゃったと思いますが、当たり前ですが人数が多ければ多いほど祝儀が増えるんです。
いや、かかる費用も増えるじゃん!と思うかもしれませんが、祝儀より増えなければいいんです。つまり、1名招待した時にかかる金額が3万円以内ならゲストを増やせば増やすほど負担額が減る。ということです。
結婚式にかかる費用としてどんなものがあるのか知っていれば、この実現は簡単です。
結婚式にかかる費用って実は人数に関係ない物が多いことを知っておいてください。
挙式料・会場使用料・衣装代・美容代・司会者・音響・ブーケなどの花代…etc
これらは人数によって金額が変わることはありませんよね。100人呼んだからってドレス代が安くなることはありません。
逆に人数によって金額が変動するアイテムはというと
・料理
・ドリンク
・ケーキ
・クロスナフキン
・引出物
・ペーパーアイテム
ぐらいです。合計してもせいぜい2万円ぐらいです。
つまり、支払う金額は2万円なのに3万円以上の祝儀が貰えるわけですから人数は呼べば呼ぶほど安くなるということです。
せっかくのビックイベントですから、呼べる人は呼んで大人数でワイワイするのも楽しいですよ。
リストアップがまだの方はこちらを参考にまずはリストアップしてみましょう。
6、親族や上司を呼べば呼ぶほど赤字回避!
前述した祝儀の相場として、親族や上司は基本的に3万円以上である可能性が非常に高いです。
目安として・・
・叔父叔母は夫婦で10万円
・祖父祖母は夫婦で10万円以上
・上司は5万円
ぐらいで考えておきましょう。
先程の計算からいくと1名招待した時にかかる金額が2万円程度なので、2人で10万円とか頂ける親族や1人で5万円下さる上司はもの凄くありがたい存在です。
特に親族や上司は今後も深く関わる可能性が高い方々なので、祝儀のことを抜きにしても招待しておく方が良いです。
関係性もさらに良くなり赤字にならない可能性も上げてくれる存在なので、出来るだけ招待するようにしましょう。
7、金銭感覚のマヒが赤字への第一歩
皆さん最初は予算をとても気にしているのですが、打ち合わせが進むにつれて段々と3万円を300円に感じ始めるんです。
この理由は3つです。
◆安い商品で5万円程度。高いと10万円~20万円。衣装に至っては1着30万円程度という高額なアイテムばかりの話をしていること。
◆一生に一回だしせっかくなら。という気持ち。
◆その場で支払っていないこと。
これらが原因で
- この演出楽しそう!いくらですか?
- 3万円です。
- え!そんなもんなんだ!やろうよ。
- そのぐらいならいっか!
というまるで100円均一ショップで買い物をしているぐらいの感覚で3万円の商品を決めてしまいます。最終的に見積もりを見て愕然とする「あるあるパターン」です。
クレジットカードのようにその場で「お金を払っている感」がないというのも大きなポイントなので、カードの請求が多かったりついつい買っちゃう方は要注意です。
冷静に3万円を今の自分に落とし込んで、現実世界の中で打ち合わせをして下さいね。
8、アイテムを無料で持ち込む方法を使って赤字回避
前述したようにアイテムが1個1個高額です。この理由は簡単で、式場が利益分を乗せまくっているからです。
ぶっちゃけると仕入れ額の倍額で販売しています。
スナップアルバムの相場はカメラマン代なども含めて15万円程度ですが、実際の商品は7万円程度です。衣装や花など全てのアイテムが同じように本当は半額の価値しかありません。
プランナーが言うのもあれですが、式場に頼むの馬鹿らしくないですか?自分で外注したり持ち込んだりすれば半額以下で済むのに同じものを倍額で買わなければいけないわけですから。
ということで、アイテムを持ち込みまくりましょう。それが費用を抑えて赤字にならない方法への1歩となります。
ただし!式場側もバカではありませんので売上を作る為に持ち込みを禁止してきます。もし持ち込みOKの場合でも持ち込み料を取られます。
ほぼ全ての式場で「衣装」「カメラマン」「引出物」は持ち込みNGか高額な持ち込み料がかかります。ですがこれを切り抜けて持ち込みNGだとしても無料で持ち込む方法があります。
ここで全て紹介すると脱線してしまうのと長くなってしまうので、こちらの記事でそれぞれ紹介しておきます。
9、二次会は絶対に赤字が出ないようにする
二次会の幹事をやったことがあったり仕組みを知っている方はご存知だと思いますが、二次会は絶対にトントンで出来るはずなんです。
祝儀は当日開けてみなければ正確には分かりませんが、会費で行う二次会はいくら集まるのか事前に分かっています。だからこそ会費内で収まるように会場選びや景品選びをするだけなんです。
注意点としては1つだけで、当日キャンセルが多いのが二次会の特徴なので多少キャンセルを見込んで計算しておきましょう。
赤字になってしまう絶対的な理由は、素人の友人に幹事を任せてしまうからです。
絶対に負担額なしで二次会をやる方法はプロにお願いすることです。
その方が高くなるように思うかもしれませんが、そんなことありません。なぜならプロは知り尽くしているので会費内で抑えた上に自分の取り分も会費から徴収してくれます。その為、そもそも会費から足が出る可能性が0なんです。
こちらも正しい方法を知らなければ出来ないことだと思うので別の記事で紹介しておきます。
10、赤字にならない為に知っておくべきサイト
「結婚式の費用は予約するサイトによって違うって知ってた?♪」っていうCMしているのを見たことがある人も多いでしょう。
実際にそうで、ハナユメというサイトを使ってブライダルフェア予約すると結婚式費用が通常よりも100万円以上安くなります。
ゼクシィを含めた多くのウェディングサイトは結婚式場の情報を掲載しているだけのサイトなので、式場側が掲載料さえ払えばどの式場でも掲載することが出来ます。
これに対してハナユメは「他のサイトには載せていない激安プランをハナユメ専用で作ること」を掲載条件としている為にどのサイトよりも安くなるというのが理由です。
ハナユメはCMで話題になってから各地でイベントを行い認知がドンドンと広がっています。ハナユメから予約するだけで結婚式が安くなる!と評判になり今では相談カウンターの予約が取りづらいほどに大人気なサイトです。
だからこそ式場はハナユメに掲載しなければ新郎新婦様に来館してもらえない状況であり、安いプランを作ってでも掲載したい。という理由で激安プランを作っています。
実際に私の式場でも通常は400万円ぐらいの内容が入った結婚式でも、ハナユメからフェア予約が入った場合には250万円程度で見積もりを出しています。
公式サイトで気になる式場を見つけたら「ハナユメ割」というページがあるので見てみて下さい。ハナユメ割というのがハナユメ専用プランです。通常価格から100万円以上安くなっている式場がゴロゴロあるので、赤字にならない為に一番の近道だということが分かります。
ハナユメから予約して招待人数増やせば、黒字ほぼ確定です。
フェア予約がまだであればもちろん、既に別のサイトから予約している場合は一度キャンセルしてハナユメから予約しなおすことをオススメします。
その何分かの手間で100万円変わるわけですからもったいないです。
<ハナユメ関連記事>
◆ハナユメの最新キャンペーン情報
当サイト×ハナユメさんコラボキャンペーン金額が55,000円(通常+5千円)になっています!
期間限定なのでこの機会にブライダルフェアに参加しておくことをおすすめします!
ハナユメなら相談カウンターと同様のサービス内容をオンラインでも受けられます。コロナウイルスの影響で外出を控えたい時期だからこそ、自宅にいながらプロに相談できるのは非常にありがいたいですね。
しかもオンラインなら当日予約OKで最短30分後の対応も可能になっているので、思い立ったその日に気軽に相談できます。
予約も24時間対応で相談可能な日程もすぐに分かるので便利ですし、ビデオチャットなのでアドバイザーと対面で話が出来ます。
もちろん式場紹介や予算の相談、見学予約代行などなど相談カウンターで行えるサービス内容と変わりませんから安心です。
この機会にオンラインハナユメ相談カウンターで気になる事を全て解消しておきましょう。
公式サイトはこちら
11、赤字にならない方法まとめ
紹介した内容は全て併用できることです。何も1つに絞る必要はないので、複数実践することでトントンもしくは黒字に近づいていきます。
もしあなたが、「自分達が主役で祝ってもらうわけだし、招待している側だし、ゲストからのお金で結婚式やるなんていいのだろうか。」と罪悪感がもしあればそれは気にする必要ありません。
ものではなくお金だから変な罪悪感を持ってしまうのは分かります。でも今までそんなことはたくさん経験していませんか?卒業・入学・就職祝いや引っ越し祝いなどで物やお金を貰ったことがあるはずです。今後も子供が生まれたらお祝いを貰うこともあるでしょう。
結婚式だけじゃないんですお祝いを貰うのは。人数が多いから集まるお金が大きいですし、結婚式という楽しいイベントだからこそ「こんな楽しんで黒字なんていいのだろうか」と思われるかもしれません。いいんです。だって一生に一回のお祝いですから。
結婚式に招待した友人や同僚が結婚することになれば、貰ったお祝いをそのまま返す感じになるんですから。お互いさまで助け合いの精神ということです。
あなたが考えるべきは、頂いたお祝いをどれだけ有意義に使うか。ということです。
是非素敵な結婚式を赤字にならずに挙げて下さいね。
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