こんばんは。
takeshi kadotaです。
結婚式のキャンセルについてお悩みの方って実は多いんです。
結婚式場を予約しているカップルの10%ぐらいの方は結婚式場のキャンセルをしています。
その際、真っ先に考えるべきはキャンセル料に関してですね。
理由は様々。人によって違うと思いますが、いかなる理由があっても基本的にキャンセル料がかからないことはありません。
ただし、キャンセル料を抑えたり取り戻すことは出来ます。
現役プランナーとしてこの方法を解説していきますので、キャンセルをさせる方は実践してみて下さい。
目次
1、キャンセル料の相場はいつからいくら?
式場にもよりますが、一般的には下のようなところが多いです。
<挙式開催日より151日以前>
申込金+実費
<挙式開催日より150日~91日以前>
申込金+見積り金額の10%+実費
<挙式開催日より90日~61日以前>
申込金+見積り金額の25%+実費
<挙式開催日より60日~31日以前>
申込金+見積り金額の30%+実費
<挙式開催日より30日~11日以前>
申込金+見積り金額の35%+実費
<挙式開催日より10日~2日以前>
申込金+見積り金額の40%+実費
<挙式開催日前日及び当日>
申込金+見積り金額の45%+実費
ちなみに申込金の相場は10万円です。
実費というのは既にアイテムを頼んでいる場合のキャンセル料です。
キャンセルまでにドレスを決めていたということになればドレスのキャンセル料が別途かかります。
そういったものを実費として請求されてしまいます。
どの式場でも契約の時にサインしている規約に必ずキャンセル料について記載がありますので確認してみましょう。
挙式までの期間によって変わるので、もしかしたら今キャンセルしたら30万円だけど、明日になったら50万円かかるということが有り得るので注意が必要ですよ。
また、基本的には半年前から5か月前から費用が増えていくような設定になっています。
この半年前から5ヶ月前から費用が増えていく理由は、結婚式準備が始まるからです。
それまでは契約になっていても打ち合わせが始まっていないので見積もりの費用が変わりませんし、アイテムを手配することもありませんからキャンセル料は申込時に支払った金額のみであることが一般的です。
しかし準備が始まるとアイテムの発注やドレス決定などキャンセル料がかかる要素が増えますので、半年前から5ヶ月前を目安に考えましょう。
2、キャンセル料を抑える交渉方法
前述したキャンセルの規約に書いてある「見積り金額」とは何を指すのかということを考えるとキャンセル料を抑える方法が見えてきます。
ほぼ全ての式場で、この見積り金額は「最新の見積もり内容」を指します。
例えば、料理のランクを上げるか迷っていたけど一旦上げておいて総合計金額を見てから判断しようと思っていた場合でも、キャンセルするときに料理ランクが上がった状態の見積り金額になるということです。
最後に打ち合わせした時に仮でも入っているアイテムを全て入れた金額の何%かがキャンセル料になるということです。
不利なように思えますが、そうではありません。
結婚式のアイテムはほぼ全て挙式の1ヶ月前ぐらいが判断の締切ではありませんか?
招待人数に関してはもっとギリギリのはずです。
ということはそれまでならいくらでもアイテムや人数は変えられるということです。
そしてアイテムや人数を変えた見積もりの何%かを支払えばいいということです。
基本的にベースの金額はプランになっているので変えられないと思いますが、DVDを入れたり料理のランクを上げたりドリンクの種類を増やしたり、とたくさんのオプションを入れて金額がドンドン上がっているはずです。
その上がった状態の見積りの何%かを支払うことになる前に、全てやっぱり入れません。
ということを伝えて見積もりを出してもらってからキャンセルの旨を伝えれば、アイテムを減らしまくったベース金額の何%かになるので相当額を抑えられるはずです。
キャンセルが決まってしまったら規約を確認して、現段階で見積もりの何%かかるのかを確認してください。
そのうえで式場にキャンセルのことは伏せながら「予算が厳しいので」という理由で無料でキャンセルできるアイテムは全てキャンセルしてください。
そしてその内容を反映した見積もりを出してもらってください。
正確に言えばアイテムは判断締め切り前であればキャンセルにすらならないはずです。
見積りが完成した後日、式場に電話をしてキャンセルしたいことを伝えましょう。
注意点として、いつからキャンセル料を払う%が増えてしまうのか確認したうえで進めましょう。
明日が挙式の60日前にあたり、%が上がってしまう!というような場合はアイテムをキャンセルしてからキャンセル料を払った方が安いのか
今日時点でキャンセルを伝えて支払った方が安いのか変わります。
これは入れているオプションの量によるので計算する必要があります。
3、キャンセル料を取り戻す交渉方法
前述したようにキャンセル料は抑えることが出来ます。
でも支払わないというのはなかなか厳しいものがあります。
規約にサインをしている以上、式場側に大きな過失がなければ支払うしかありません。
なんとかなるのは申込時に払っている内金ぐらいです。
内金に関しては返してもらえる可能性が高いです。脱線してしまうので別記事で紹介します。
キャンセル料はタイミングや見積り金額によって変わりますが、もし取り戻せる方法があるなら取り戻したいですよね。
あなたがもし、契約している式場では結婚式はしないけど別の式場で結婚式をするのであれば取り戻せる可能性が高いです。
正確に言えば、キャンセルした式場ではなく別の式場で割引を多く貰うことで結果的に取り戻せるということです。
一度は契約したけど、もっと良い式場が見つかった!
契約後、両親に式場を反対された!
どうしても日程が合わないゲストがいた!
などなど契約した式場とは別の式場で結婚式をすることになる方って実は多いんです。
キャンセル理由の8割ぐらいがこれです。
この場合は、改めて他の式場のブライダルフェア予約をして式場契約をすることになります。
式場契約の前であれば割引をガッツリ増やすことができ、改めてそのタイミングがくる。ということです。
私の知っている割引して貰う方法を伝授するので、それと合わせて一度式場をキャンセルしたことを別の式場で隠さずに伝える。
ということさえすれば100万円~150万円ぐらいは割引をしてもらえます。
この割引額よりもキャンセル料が高いことはレアケースなので実質取り戻せるのではないでしょうか。
というよりキャンセル料を含めても前の式場より費用が抑えられるかもしれませんよね。
①キャンセルしたことを別の式場に伝える理由
別の式場で契約していたけどキャンセルして改めて式場探しをしているという方は多いので、式場としては対応に慣れています。
そしてキャンセル料で困っていることを分かっています。
それを利用してこれから式場契約をするほうの式場としては「キャンセル料をうちで負担してあげるよ」という親切心を見せて契約を取ろうとします。
つまり、既にほかの式場で契約していることを伝えた方が割引が増えるということです。
②割引を多く貰う方法
結婚式の費用は予約するサイトによって変わることをご存知でしょうか。
もしキャンセル予定の式場のフェアに参加する際に、ハナユメ以外のサイトを使っていたらその時点で損しています。
ゼクシィなどたくさんのウェディングサイトがありますが、基本的に式場の情報を掲載しているだけなので比較する為のサイトです。
ですが、ハナユメはそうではなく提携するには条件があります。その条件が他のどのサイトにも掲載していない特別な激安プランを作ることです。
もちろんこれはプラン内容が薄っぺらくなって安くなっているわけではなくハナユメが指定するアイテムが全て入った状態で安くなっているので単純に割引額が増えているということです。
ハナユメは「結婚式費用は予約するサイトにより安くなります」ということを世間に伝え有名になり、満足度も高く「お得に結婚式を叶えるならハナユメから予約する」ということが定着した為に、式場側としてはハナユメに掲載しなければお客様が来てくれない状況になりました。
その為、式場側は安いプランを作ってでもハナユメに掲載するしかないので通常400万円の結婚式を提供している式場でも同じ内容で250万円で結婚式が叶えられる。
という仕組みです。
ハナユメのサイトから気になる式場のページにいき「ハナユメ割」というページを見てみて下さい。
通常の金額から100万円以上割引が入っている式場だらけです。
もしこれを知らずにハナユメ以外からフェア予約している場合は、この機会にハナユメからフェア予約しましょう。それだけで前回の式場よりもグッと金額が抑えられます。
ハナユメのキャンペーン情報は以下の記事で紹介しております。
公式サイトはこちら
4、コロナウイルスにより結婚式のキャンセル料は払わないとダメ?
結論からお伝えすると残念ながら払わないとダメです。
大半の式場の規約に書いているのが
「天災などがあって結婚式をキャンセルせざるを得ない場合でもキャンセル料はかかります。」
という内容です。
今回のコロナの件もこれに該当させるところが多く、規定通りのキャンセル料がかかる式場が大半です。
コロナにより結婚式のキャンセルを判断したカップルのSNS上の声では、やはりキャンセル料を払っている方が大半です。
しかし一部特別措置として、多少安くしてくれている式場もあるようなので交渉次第となるでしょう。
それつらい(´;ω;`)
— あーちゃんmama? (@aaamama06) June 11, 2020
結婚式場も商売なのわかるけど
自己都合ならともかくコロナの影響でのキャンセルは多めで見てほしい??
しかも閉じてたくせにキャンセル料…納得いかないよね?
エスクリからコロナで結婚式解約になったお客様へ何かできないかと考えて無料で写真撮ります、衣装もメイクも写真も無料で提供します。という連絡来てたけど写真とかもういいからだったらその分のキャンセル料返してよと思った。
— すもも 2020年11月卒花 (@momoko8240) June 11, 2020
キャンセル料100%免除良かったね!でも、結婚式どないするん??
— るん。@お嬢 (@lunkidz) June 11, 2020
https://twitter.com/kasumiso04/status/1270896103416754176
https://twitter.com/kasumiso04/status/1270894781648912385
5、キャンセル料について まとめ
結婚式のキャンセル料に関して、一切払わないことは難しくても抑えたり取り返したりすることは出来ます。
正しい知識を持ったうえで式場のキャンセルに踏み切ってください。
ちなみに、キャンセルされる方が良く口にするクーリングオフについてはこちらの記事で詳しく書いておりますので合わせて参考にして下さい。
◆クーリングオフについて
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
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