こんばんは。
takeshi kadotaです。
結婚式はなんとなくの噂で300万円ぐらい。というイメージをお持ちの方が多いですが、実はもっとお金がかかります。
招待する人数によりますが、全国の相場は360万円となっています(招待人数71名平均)
ということは平均よりも少し贅沢な結婚式をしたり、平均よりも招待人数が多い場合は400万円程度が結婚式にかかっているということです。
ハネムーンや指輪、新居など新生活を進めていく中で400万円の出費は痛すぎますね。
今日は、現役プランナーとして結婚式の節約術を紹介していきます。
結婚式は賢くお得に叶える方法がたくさんありますから、出来るだけ内容を我慢せずに費用を抑える方法。
さらに、節約していいポイントとしてはいけないポイントの紹介。
先輩カップルが節約して後悔したポイントなども併せて紹介しておきましょう。
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
目次
結婚式の節約して良いポイント
ではまず結婚式の費用を節約するにあたって節約しても問題がないポイントから紹介しておきましょう。
基本的にはゲストに大きな支障がないポイント、ゲストにバレないポイントであれば節約OKです!
①ペーパーアイテム
まずはペーパーアイテムですね。招待状や料理メニューや席札などなどです。
ペーパーアイテムは1枚1枚は大した金額ではありませんが、人数分用意するとなると総額で10万円を超えるアイテムです。
また、ゲストも結婚式参加時にぶっちゃけ大して見ていないポイントですから安く済ませてOKです。
式場に頼むと高額になってしまいますからネットで安いペーパーアイテムを注文して持ち込むことで節約しましょう。
②受付グッズ
受付の装飾にものすごくお金を掛けて、大きな花を置いたりするカップルがいますが節約ポイントでもあります。
受付や待合室はゲスト同士が久しぶりに会う場所になりますから、あまり部屋自体を見ていませんし、ゲストが過ごす時間も少ない部屋ですから華美にする必要はありません。
受付はウェルカムボードと二人の写真を散りばめておいておくぐらいで十分でしょう。
③装花
披露宴で使うテーブル装花も豪華にしすぎるのは注意してください。
メインテーブルはたくさんの写真に残るのでお金をかけてもいいポイントだと思います。
ただ、ゲストテーブルは大きすぎても対面のゲスト同士が話しづらかったりしますからゲストテーブル装花にお金を使いすぎるのはお勧めしません。
④披露宴の演出
披露宴の演出も大金をかけてまでする必要はありません。
キャンドルサービスの代わりになるような光の演出で1卓5,000円ぐらいのものを入れる新郎新婦様もいますが、10卓あったら5万円でメインテーブル分が3万円ぐらいですから、それだけで10万円程度かかります。
ゲストが楽しみにしているのは演出ではなく新郎新婦やゲストと楽しく話したり写真を撮ることですから、派手な演出はなしで各テーブルで写真を撮るような時間を作りましょう。
これであれば無料ですしゲスト満足度も高いでしょう。
⑤ムービー演出
ムービー演出も式場に頼む場合と外注する場合で金額が2倍~3倍違います。
必ず外注して持ち込むようにしましょう。
オープニングムービー、プロフィールムービー、エンドロールムービー全て外注であれば8万円程度で揃います。
式場に頼んだら25万円~40万円ぐらいしますから注意してください。
安くてクオリティの高い業者は以下の記事でまとめています。
実際の新郎新婦様の声を元にお勧め業者を紹介しています。
⑥前撮り・後撮り
前撮りや後撮りも節約ポイントの1つです。
節約というよりは業者によって金額がピンキリですから、ムービー演出同様にクオリティが高く安い業者に頼みましょう。
高いところはスタジオ撮影でも20万円程度しますが、安いところであれば5万円程度です。
クオリティが高く安い業者は以下の記事でまとめています。
こちらも新郎新婦様の声や実際に私がプランナーとして見てきた経験を元に紹介しています。
結婚式の節約してはいけないポイント
続いて節約してはいけないポイントも紹介しておきましょう。
節約してOKのポイントとは逆で、ゲスト満足度を下げてしまったりケチったとばれてしまうようなポイントはNGと考えてください。
①料理・ドリンク
一番の節約NGポイントは料理ドリンクです。
これは節約するとすぐにばれます。
美味しいとか美味しくないとかではなく、品数が少なかったり使っている素材が質素だったりするコースは選ばないようにしましょう。
料理は相場がだいたい15,000円前後なので、そのぐらいのコースを選んでおきましょう。
また、ドリンクに関してもあまりに種類が少なすぎるコースは選ばないようにしましょう。
アルコールがビールと焼酎だけで他がソフトドリンクだけ・・
というようなコースは避けて、ゲストの顔ぶれを思い返して好きなものがあるコースを選択しましょう。
②引出物関係
結婚式をしたことがある新郎新婦様がゲストにいるとすぐにバレてしまうのが引出物や引菓子のケチりです。
だいたいカタログギフトだったりするので2,000円ぐらいのカタログを選ぶと、あ・・・これあの業者の2,000円のだ・・・
とバレてしまいます。
また、引出物がハンドタオルとかだと明らかに3,000円しないことが分かってしまいますから注意しましょう。
③衣装・アクセサリー
衣装やアクセサリーは新婦様の憧れのアイテムNo.1ですからケチらないことをお勧めします。
ハッキリ言ってメチャクチャ高いです。高すぎます。
それでも本当は着たいドレスがあったのに高額すぎて諦めると、結婚式後にアルバムを見返して「やっぱりあっちのドレスが着たかった・・」と思ってしまうものです。
全ての写真に必ず残るのが衣装ですから、ここだけはお金をかけてでも本当に納得のいくものを選びましょう。
④ブーケ
こちらも衣装と同じ理由でケチってはいけないアイテムです。ブーケもほぼ全ての写真に写ってきます。
ケチって小さなものにするのではなくドレスや自分に合った気に入るブーケをフローリストと決めていきましょう。
⑤ゲスト招待人数
よくある間違った節約ポイントがゲスト人数です。
ゲスト人数は減らすことで結婚式の総額が減ることは間違いありません。
しかし自己負担額は増えてしまうので、出来るだけゲストは招待するようにしましょう。
ゲスト1名にかかる金額はだいたい20,000~25,000円ですが、そのゲストがお祝いとしてくれる金額は3万円です。
つまり、ゲスト1名につき5,000~1万円の自己負担額が減るということです。
以下の記事で詳しく紹介しています。
節約のコツ① 費用が安い日程を熟知しておく
ではここからは節約という形ではなく、同じ結婚式の内容でも安く叶える方法を紹介していきましょう。
アイテムをケチったりすることなく400万円の結婚式が300万円になる。という形で大きな割引を貰いましょう。
まずは結婚式費用が安くなる日程について紹介します。
結婚式の費用は日程の人気・不人気によって大きく変わります。
旅行代などと同じだと考えて下さい。
ゴールデンウィークや年末年始などみんなが旅行に行く時期は高く人気のシーズンはホテル代や飛行機代が安くなりますよね。
結婚式もトップシーンとオフシーズンで金額が50万円~100万円変わったりします。
日程により金額が上下する条件を熟知しておくことで、同じ式場で同じ内容なのに日程が違うだけで費用を抑えることが可能になります。
<時期>
1,2,7,8月は安くなります。それ以外はあまり変わりません。
<六曜>
六曜とは「大安」「友引」「仏滅」というようなものです。
仏滅は安くなります。それ以外はあまり変わりません。
<時間帯>
ナイトウェディングを行っている式場であれば、午前中や昼間に式をするよりもナイトウェディングの方が安くなります。
<曜日>
土曜日が一番高く、日曜日や祝日は少し安くなる可能性があります。
圧倒的に安くなるのは平日です。
友人や会社の方を招待する場合は難しいですが家族や親族のみで結婚式をする場合は平日でもスケジュールが整うことが多い為、事前に確認してみましょう。
結婚式の金額が日程により上下する条件は上記の4つの要素です。
式場によってどのぐらい割引が入るかは変わりますが内容を変えずに
◆11月の土曜日「大安」の午前中に挙式をすると400万円
日程を変えるだけで・・・
◆8月の日曜日「仏滅」のナイトウェディングであれば300万円
ということがどの式場でも必ずあります。
これを理解したうえで日程を選ぶだけでも費用をグッと安く抑える事が出来ます。
結婚式の値引きに関する記事はこちら
節約のコツ② 直近で申し込みをする
こちらも50万円以上の大きな割引が入る要素となります。
結婚式費用を決める要素として、申込から挙式までの期間が関わります。
◆挙式から1年前に式場契約をすると400万円
直近で申込すると・・・
◆挙式から3か月前に式場契約をすると300万円
という割引がどの式場でも確実にあります。
どの式場でも共通して言えることは、申込から挙式までの期間が短ければ短いほど安くなります。
この理由は、埋まりやすさにあります。
一般的に1年前~半年前に式場契約をする方が多い為、その期間中は割引をしなくても契約が取れます。
ただし、3か月前となればもう希望しているカップルが少ないので埋まる可能性が極めて低いです。
埋まらずに売上0円で空けているよりも、割引をして売上を少しでも作れれば式場としては御の字という理由で大きな割引が入ります。
式場の契約を1年前にしても、1年間かけて準備をしているわけではありません。
結局準備にかかる期間は3か月あれば十分です。
また、この方法で契約すると空き日程があまりないリスクはありますが前述した「時期」「曜日」「六曜」「時間帯」という要素は一切関係なく割引が入ります。
例に出した11月の土曜日「大安」の午前中に挙式という大人気の日程でも、空きがあれば直近に予約するだけで大きな割引が入ります。
準備期間が3か月で不安という方はこちらの記事に「なぜ問題ないのか」を解説しておりますので参考にどうぞ。
節約のコツ③ ブライダルフェア予約するサイト
皆さんゼクシィが有名だからと、ゼクシィネットからブライダルフェア予約をしてませんか?
この時点で損していますよ。
結婚式の費用はブライダルフェア予約するサイトによって変わります。
ホテル代は掲載されているサイトによって変わる!というトリバゴのCMを見たことありませんか?あれと同じで結婚式も掲載されているサイトによって金額が全然変わります。
ゼクシィから予約すると400万円の結婚式が、予約するサイトを変えることで300万円になる。ということです。
予約で使うべきサイトはハナユメです。
ゼクシィなどの式場比較サイトは、たくさんの式場が掲載されていて写真やプランなどが見れる。
というものですが、ハナユメはそうではなくハナユメ専用の激安プランを作ってくれる式場だけを掲載しているサイトです。
ゼクシィなどのサイトは掲載料さえ払えばどの式場でも掲載できるので必然的に掲載数が多くなりますが、ハナユメの場合は掲載条件として「ハナユメ割」というハナユメ専用のどこにも掲載していない圧倒的に安いプランを作り掲載することが条件となります。
どの式場でもOK!ではなく、お得に結婚式を叶えたい方を応援できる式場だけが掲載されているということです。
このシステムにより、他のサイトから予約すると紹介してもらえない安いプランがハナユメからの予約なら紹介してもらえる為、お得に結婚式が出来るということです。
式場によって通常よりもどのぐらい安くなっているかは変わりますが、100万円~150万円程度安くなっている式場が多いです。
ハナユメのサイトに通常とハナユメ割の金額差が記載されているので見てみると良いですよ。
ハナユメから予約しないことがどれだけ損か明確に分かります。
最新キャンペーン情報も要チェックです。
公式サイトはこちら
節約のコツ④ 午前中のブライダルフェアに参加
ブライダルフェアに参加する時間によって割引が増えることを知っておきましょう。
ブライダルフェア参加は朝一でして下さい。
休みの日に朝から動くのがしんどいことは重々承知しておりますが10万円程度割引が増える式場が多いです。
というのも、他の式場に見学に行かれて契約を取られてしまう可能性がある為どうしたら自社に一番最初に来てもらえるか。
ということを式場は考えています。
その結果、朝一でブライダルフェア参加してくれたカップルには割引を増やすという式場が多い為にお得に結婚式が叶うということです。
もっと詳しく朝一のブライダルフェアについて知りたい方はこちらを参考にして下さい。
節約のコツ⑤ 見積もりは盛り盛りで貰う
見積りのもらい方でも割引額が増えます。
結婚式場の見積りは契約後に上がるから不安!というのは誰しもが抱えていると思いますが、実は式場も不安なんです。
あなたとの契約を取る為にもの凄く割引を増やした場合、この後どのぐらい上がるのか。
どの程度利益が出るのか。
というのは式場側も契約してみなければ分からないんです。
だからこそ、見積もりに入れるアイテムを盛り盛りにして「私はこれだけの売上を作る見込みがある!」と見せることで勝手に式場が割引額を増やしてくれます。
入れるべきアイテムに関してはこちらの記事で紹介しております。
節約のコツ⑥ 他社の見積りを活用する
結婚式の費用を安くする一番大きな武器は他社の見積りです。
相見積もりを取ることで割引額はグッと増えますし、契約前の最後の1押しとしても使えます。
さらにいえば、ほぼ不可能と言われている契約後の割引も他社の見積りを活用することで可能となります。
他社の見積りを使った割引交渉術に関しては多岐に渡り全て紹介するととんでもない文章量になってしまうので、別記事でそれぞれ紹介しておきます。
ご自身の段階によってご覧ください。
◆これからブライダルフェアに参加される方
◆フェア参加後の方
◆式場契約後の方
節約のコツ⑦ アイテムは式場に頼まない
式場契約後の方もこれから契約する方も知っておいて欲しいのが、式場にアイテムを注文すると通常金額の倍額になる。
ということを知っておいてください。
式場はアイテムを仕入れた金額の2倍で定価を設定している為、自分で購入したら5万円の商品でも式場に注文することによって10万円になってしまいます。
理由は単純に式場の利益分を上乗せしているからです。
カメラマン1名とアルバム作るだけで15万円~20万円しますが、一般的に考えて有り得ない金額ですよね?
ブーケなども町の花屋で購入したら3万円のブーケなんて存在しませんよね?でも式場で頼んだらブーケ3万円は最低価格です。
このように式場に頼むだけで金額がドンドン上がっていくので、なるべく自分で用意するようにしましょう。
ただ、持ち込みにしたい高額なアイテム程持ち込みNGにしている式場が多いです。
式場にとっても売上が大きいところなので持ち込まれたくないんです。
持ち込みNGだけど持ち込みたいアイテムベスト3に関しては、無料で持ち込みOKにしてもらう方法を解説しておりますので、参考に使ってください。
◆カメラマン
◆ドレス
◆引出物
先輩カップルが節約して後悔したポイント
最後に実際にケチってしまった先輩カップルの声や、ゲストの声を紹介しておきましょう。
SNS上にはたくさんの結婚式でケチったことに関する口コミがあります。
基本的に結婚式って積み上げ方式で費用が増えるので、奥様の希望をできるだけ叶えつつ、上手く我慢していく事が重要です。
— ふじMt._わるネズミ (@FujiMt1) May 23, 2020
その中で節約する方法としては、
①当日使用する映像は自分で作る
②写真やビデオは式場に依頼しない
③参加者を厳選する
④持込料金の発生有無の確認
あたりかな。
https://twitter.com/Kororin20200808/status/1261936865495486466
多分予算とか押さえたらどこまでも抑え込めるのだと思いつつwwただ予算は抑えても食事代だけはケチるなと聞いたので、大事なんだなっておもうです。わたし今まででた結婚式の中でてんかすさんが一番飲み物おいしかったと思う(笑)
— ゆきP (@yukiring2828) May 10, 2020
https://twitter.com/Kikiki2017/status/1257616458382704645
正直、結婚式って派手な式よりも引出物でだいぶ後の印象変わる。自分がやった時は一般の引出物にもこれでもかって位値段関係なく入れたい物入れたからケチってるの見るとあぁ、ご祝儀で儲けましたねってなるBBA精神(´゚ω゚`)友達にも引出物で文句言われなかった自信しかない。
— み (@sat_xxxxx) April 23, 2020
私の場合は、結婚式の撮影はプロにもお願いしたけど、画質もクオリティも妹ちゃんの写真がNo.1でした(贔屓目あり)
— ねね®︎@35w3d→7m♂ (@noahsun) April 7, 2020
プロのカメラマンを1日雇うんだから高くて当たり前だし、結婚式は写真や映像に残すことがとても大事だと思っているのでそこをケチるのはちょっと理解できない。必要経費。
友達が結婚式に参加する予定だったらしいがやっぱり中止になったみたい…当事者の2人は本当に気の毒?
— みぃちゃん (@mii_funa0705) April 3, 2020
こんな状況じゃ結婚式できないもんね……?
何故かその後
そういえばみぃちゃんの結婚式のごはん本当に美味しかったよと褒めてもらえて嬉しかった笑。
料理はケチらないでやっぱり正解✨
料理がまずい!少ない!結婚式ゲストの本音
— IvyValentine (@ivy_valentine_) April 1, 2020
前菜、魚料理、肉料理、デザートの4品だけの料理。1品1品の量はそれなりにあるけど、2時間半も間が持たない!正直、ケチってるかな?と思いました。 ##結婚指輪 #結婚指輪のすべて
やはりゲスト目線でも先輩カップル目線でも、料理や引出物に関するケチらなくてよかったという声が多いですね。
結婚式費用を節約するコツ まとめ
結婚式はアイテムを変えずに費用だけ安くする方法がたくさんあります。
知っているか知らないかだけで、今後の新生活のクオリティーが変わってくるので正しい情報を知っておきましょう。
ベストな方法は
①ハナユメからフェア予約する
②朝一のブライダルフェアに参加する
③アイテム盛り盛りの見積りを貰う
④他社の見積りを使って割引を最大限引き出す
⑤安い日程を直近で申し込む
⑥なるべく持ち込みでアイテムを揃える
という流れになります。この方法を全て行えば150万円程度の割引はどの式場でもほぼ100%貰えます。
プランナーが言うんですから間違いないです。是非実践してみて下さい。
<合わせて読まれている記事>