こんばんわ。
takeshi kadotaです。
ブライダル業界では当たり前になってきた見積もりの「お得なプラン」の使用について皆さんはどのようにお考えですか?
プランナーと
- 期間限定のお得なプランありますよ。
- え、マジですか!
- 是非使いませんか?
- ラッキー!ありがとうございます!
こういう会話をしていたら、要注意です。
このままいくと騙されてしまう可能性があります!
現役プランナーだからこそ語れる結婚式場の見積もりお得プランの裏側をぶっちゃけ解説していきますので、理解したうえでプランを使うかどうか判断しましょう。
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
目次
1、見積もりで注意すべき「お得プラン」はなぜお得?
世の中の「お得」や「無料」には必ず理由があります。
例えば閉店セールは、売れ残っても仕方がないから安く売りさばこうとします。
無料配布は一旦無料で配って商品の認知度を上げるために無料にしてます。
結婚式見積もりのお得プランも例外ではなく、ちゃんと理由があります。
それをご説明させて頂きます。
①見積もりで注意すべきお得プランは客寄せパンダ
このパターンが一番多いので、式場見学前にプラン適用日程を確認しておくことをオススメします。
見積もりでお得プランは売れない枠を適用日程にしていることが大半です。
例えば
・平日
・日曜日の夜
・お盆
など
一番多いのは、プラン適用日をよく調べたら平日限定だった。というパターン。
ゼクシィやその他のネットに激安プランを掲載するために作られた見積もりプランであり
ほぼ使う新郎新婦はいない。というものであることが大半なので確認しましょう。
②見積もりがお得プランだと制限が多い
注意点として後述しますが、プランは何かと制限が多いです。
詳しくは後程。
③契約後に見積もりプランを下げることは不可能
どんな見積もりプランがあるのかを確認せずに式場決定をすると陥るパターン。
- 契約した○○ですが、プランをもう1個下のグレードに変更できますか?
- 契約後は無理です。
- 式のキャンセルは可能ですか?
- 可能ですがキャンセル料50万円です
大げさに書いた部分もありますが、そういうことが起きるのがお得プランの注意点です。
全ての見積もりプランを紹介してもらったうえで、契約しましょう。
既に契約してしまった。。。キャンセル料がかかる。。。
という方もまだ諦めないで下さい!戻ってくる可能性があるので、こちらの記事を参考にして下さい。
④見積もりで最低限の売り上げを確保している
こちらも詳細は後述しますが、プランを使わずにあれもこれも持ち込みします。
となったら式場側としては売上が上がらず困ります。
これを回避するために、持ち込まれそうなアイテムは見積もりプランに含めているんです。
⑤注意!会費制プランの可能性もある
これをやる会場はなかなかひどい会場ですが、会費制のプランで内容が全然入っていないパターンがあります。
- この激安プラン使いたいんですけど。
- そちらは会費制のプランとなっております。
- あ、私たち1.5次会じゃなくて披露宴希望です
- では披露宴用のこちらのプランを使って下さい
というように、1.5次会なら出来るけど披露宴をやるには必要なものが揃っていないプランを用意して
結局高い披露宴プランを紹介されるので、プラン内容は事前に確認するように注意しましょう。
2、見積もりでプランを使う注意点と落とし穴
ここでは前述した見積もりでプランを使った際の制限と多さが売上確保に繋がっている
ということを解説いたします。
プランという商品が出来る前は
- このアイテムは式場に頼みます。
- 分かりました。
- でもこのアイテムはいりません。
- 分かりました。
というように1つ1つのアイテムを入れるか入れないかはお客様次第でした。
そうなると式場側のリスクとして
・最初の見積りから金額が下がる可能性がある
・アイテムを持ち込まれまくる可能性がある
ということが出てきます。
これを回避するために出来たのが必要なアイテムを全て含んだ見積もりプラン。
プランの内容は外せないし、持ち込んでもそのアイテムの金額分を割引きしてもらうことは出来ません。
これにより式場の売上が確保されるので、通常よりも少し安くなるんです。
さらに!制限されるのはアイテムだけではありません。
式場としては絶対に減ってほしくないものがもう1つ。
人数です。
人数が減れば、それだけ料理やドリンクというようなメインの売上が減るので困ります。
こちらもだいたい見積もりプランで制限がかかってます。
50名以上のプランは、今後45人になっても5名分返金はされません。
ただし、その分少し安くなっている。ということです。
これを理解したうえで見積もりプランを使うのと、何も知らずに見積もりプランを使うのでは
今後、打合せ内容や持ち込みを考えるときに方向性が全然変わります。
人数は大幅に減りませんか?
持ち込むべきアイテムは明確になってますか?
今後のリスクを把握したうえで見積もりプラン選定をしましょう。
人数をリストアップしていない方はこちらを参考にしてください。
持ち込むべきアイテムが決まっていない方はこちらを。
3、見積もり内容によってはプランを使わない方が安い
このようにプランを使うには制限があることは理解して頂けましたでしょうか。
そのうえで、私がプランを使わないことをオススメするカップルは
・持ち込みをしてアレンジ自由な結婚式にしたい方
・金額よりも良い日程を重視する方
このどちらかに当てはまる場合は、プランを使わずに1つ1つのアイテムをチョイス出来る見積もりをもらいましょう。
その分、割引は減ると思います。
ただ、それは持ち込みをするのでプラン金額を払うよりも安くなります。
*持ち込み料だけは事前に確認しておきましょう。
また日程を重視する場合は、金額が上がるのは仕方がないです。
ただ、下の記事を参考になるべくリーズナブルに叶えて下さい。
100%正規の金額で結婚式をやること程もったいないことはありませんよ。
4、見積もりを貰う回数
結婚式において見積もりを貰うべき回数は合計で4回です!
①ブライダルフェア参加時
②式場決定前
③打ち合わせ後、中間見積もり
④最終見積もり
つまり、式場決定前に2回・決定後に2回貰うべきということです。
まずブライダルフェアに参加した際には何も言わずとも契約を取る為に見積もりを出してくるでしょう。
ただし、この見積もりは本当に最低限のアイテムしか入っていない状態ですから契約後にバンバン上がってしまう見積もりです。
それでは困りますから、複数式場回ってどんなアイテムが必要なのか勉強しましょう。
3軒程度回ったら、契約したいと思っている式場に再度足を運びモリモリにアイテムが入った見積もりを貰ってください。
この2回目の見積もりを貰うかどうかが非常に大きなポイントで、これをすることで割引が増えたり・契約後に上がりにくい見積もりを貰うことが出来ます。
式場を回る順番についてはこちらの記事を参考にしてください。回り方を変えるだけで本命式場の見積もりが100万程度下がります。
また、式場契約後も1回目が最終見積もりだと
「こんなに上がっていたの!!?払えない・・・」
なんてことになりますから、一度中間見積もりを貰って調整するタイミングを儲けましょう。
手遅れにならないようにしましょう。
5、上がらない見積もりの貰い方
続いて上がらない見積もりの貰い方も紹介しておきます。
上がらないようにするためには、どれだけ最初に自分たちの希望を見越した見積もりを貰えるかがカギとなります。
つまり、必要なアイテムを全て入れたうえでアイテムのグレードも高めに設定しておくということです。
これにはまず、その式場でどんなアイテムがあるのか知る必要がありますからブライダルフェアでアイテム一覧を貰いましょう。
このアイテム一覧を見て欲しいアイテムは全て見積もりに入れてもらってください。
さらにグレードアップできるアイテムはどれなのか、する場合はどのぐらいアップするのかも全て聞いておきましょう。
代表例は料理コースですね。
料理は10,000円~20,000円まで幅広くコースが用意されていることが多いです。
しかも1名単価ですから、ゲストが100名で1万円高いコースを選んだらそれだけで100万円アップとなります!
グレードアップは馬鹿になりませんから必ず確認しておき、資料があれば全て貰っておきましょう!
具体的に入れてもらうアイテムなどを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
6、先輩カップルが伝授!見積もりの注意点は?
最後に先輩カップルの意見を元に注意点を紹介しましょう。
- 金銭感覚がおかしくならないように注意してください!2万3万ぐらいなら特に気にせず追加しちゃうけど、積み重なって気付けば50万円上がっている・・・なんてことになりますからね!
- 一生に一回という言葉に騙されないで!何でもかんでもこの言葉を自分に言い聞かせて、高くても我慢しなくなると一気に見積もりが上がります。本当に必要なアイテムなのか冷静に見極めましょう。
- 自作アイテムの材料費や持ち込み料などを考えていなくて予算オーバー!結婚式は結婚式場に払うお金だけで済むと思っていたけど、お車代などなど他にもかかるお金がたくさん!結婚式場の見積もりだけで予算を考えないようにしてください。
- 期間限定の安いプランがあったので契約しましたが、安いプランには入っていないアイテムだらけ・・逆に要らないものがあっても抜けないシステム・・最終的に相場と変わらない金額になりました。結婚式費用は最初の金額で判断しないように!
やはり入っているアイテムやプラン内容に騙されてしまい、後から見積もりがドンドン上がっていく・・という後悔が多いですね。
さらにSNS上の先輩カップルの声も紹介します。
結婚式見積もり何百万の世界だから
— ぶっこみめし (@blossom_sax) June 1, 2020
何かランクをあげる時プラス200円/人
だからプラス2万円か~
ならあげちゃお!
ってなってそれが料理のみもの装花演出等各項目で上がっちゃって結局プラス50万とかなるよね~~~~???
もぉ結婚式の見積もりを見れば見るほど
— 沖原 光星 (@Kkk0517K) June 4, 2020
一つ一つの単価がもぉ…….笑える?
人生に1度の晴れの舞台はなかなかきつい(笑)
結婚式の平均費用は355万円と言われていてなかなかの大金です。
— Radio.ham (@radioham_my) June 7, 2020
もしこれが1回目の見積もりの値段なら最終決定はもっと高額になる可能性が高い。
なぜなら1回目よりも決定時の方がこだわりたいポイントが明確になっているから☺️
最初より高額になることが多い。
積極的に値切るのもアリです^ ^
「結婚式前に聞いておくと良いこと!」
— ハピコレ (@HappColle) June 2, 2020
着たいドレスがある人はもちろん、ドレスにこだわりたい花嫁さんは、見積もり内の金額で着られるドレスがどの程度あるのか、ショップの中でもどの価格帯のものなのかを聞いておきましょう。
結婚式の費用抑えるためにしたことか。
— みるく@投資初心者 (@milkchan9255) May 23, 2020
・見積もりは内容厚くワンランク上に
・映像系やペーパー類も見積もりに
・無料ランクアップで値下げ交渉
・人前式(神父さん費用削減)
・支配人に価格の相談
おまけに主要駅から遠いから悩んでること伝えると参列者用のタクシーチケット貰えました?
値切り交渉得意なら全然いけますよ♪
— ナッツ*株はじめました (@naaatun) May 23, 2020
結婚相手がしたい式場にして、
どこまで見積もり減らせれるか(^^)
私が結婚式した時は、出席者の駅から式場までのバス送迎代無料とか、ウェルカムドリンク無料とかしてもらいました⭐️
あとブーケが5万くらいしたので、
造花で使いまわせるブーケ作りました!
7、見積もりの注意点まとめ
プランを使う際の注意点やリスクはご理解いただけましたでしょうか。
使うこと自体はもちろん有りだと思います。
ただ、使うべきかどうか話し合ったうえで判断しないと騙されたような感覚に陥りますので注意が必要!
ということが伝わっていれば幸いです。
ちなみに、お得プランを上手に活用して紹介しているのはマイナビウェディングさん。
転職や就活で皆さんもお世話になったことがあるであろうマイナビさんのウェディング専用サイトです。
直前お得プランという3か月以内の結婚式限定でメチャクチャ安いプランを掲載しています。
3か月以内であれば持ち込みアイテムを作ることもないでしょうし
なるべく早くやりたい!
時期はこだわらないから安く挙げたい!
という方にはオススメなサービスです。
激安になっている理由が3か月以内ならという条件付きなので背景がハッキリしていて安心ですね。
また、マイナビウェディングさんは複数式場を周るだけでもれなく35,000円プレゼント!というキャンペーンをおこなっています。
どうせ予約するなら貰えるものは貰っておきましょう。
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登録が済んだら「直前お得プラン」という特集があるので、どのぐらい安いのか見てみて下さい。100万円近く安くなっているので結構ビックリしますよ。
ちなみにこのキャンペーンで35,000円ではなく5万円貰う方法もあります。
各サイトがキャンペーンを行っている理由や最大限にキャンペーンを活用するスケジュール組なども合わせて解説しております。
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