こんばんは。
takeshi kadotaです。
今日は遠距離恋愛のカップルが結婚式場を探す際に考えておくべきポイントと遠方の結婚式場で探す時の方法をまとめてご紹介します。
遠距離の場合はゲストも遠方から来てくれることが多くなりますからゲストへの対応についても解説しましょう。
プランナーをやっているのでプロ目線で知っていることはもちろんお伝えしますが、実は私も遠距離恋愛から結婚に至ったので体験談としてもご紹介できるかと思います。
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
◆結婚式場の選び方
まずは遠距離カップルが式場選びをする際のポイントを紹介していきましょう。
通常と異なり4つのポイントを意識しながら式場を探していきましょう。
・結婚式場の場所選びはどっちかに寄せる?それとも中間?
式場探しといえばまずはエリアから考える方が多いでしょうが、この第一歩からつまずきますよね?
その一歩を踏み出せる考え方をお伝えしておきます。
結論からお伝えすると、決まりはないので両家ご両親に相談の上で決めるのがベストです。
- 新郎側の方が来る人多いし、新郎側で式場決めようか!
- そうだね。その方がお車代も少なくて済むしね。
- OK!
- じゃあ早速新郎側のエリアで式場探し始めよう!
という2人だけで判断して式場を決定し、ご両親の反対によって式場キャンセルということは良くあります。
申込金も返金されなければキャンセル料がかかる場合もあるので、必ず両家両親に承諾を得てから式場探しを始めるのがベストな選択です。
考え方だけお伝えしておくと、以下の場合はそっち側に寄せるべきです。
◆ご年配のゲストを招待する側
◆招待人数が多い側(特に親族)
◆新郎新婦がどうしてもここで結婚式がしたい!という式場があるエリア側
◆仲がいい実家側
仲がいい実家側というのは、今後打ち合わせで式場に足を運ぶことが最低5回程度はあります。
その場合にどちらかの実家に泊まらせてもらうことが一般的なので、よりウェルカム体制が整っていて気を使わなくて済む側で式場を選ぶ方がメンタル的には楽です。
ただ逆に、あまり仲良くなれていない実家側があればそっち側で選ぶことにより承諾が得やすく今後親睦を深めるきっかけにもなります。
これに関しては二人で話をしてみましょう。
また、中間地点で結婚式をやるという選択は一番納得が得ずらいです。
どちらからも批判が出ますし、新郎新婦としても打ち合わせに行くのがしんどいです。毎回交通費も宿泊代もかかりますから。
両家両親はどちらでも良いという意見で2人もこだわりがなければ新婦側を選ぶと準備が楽です。
基本的に結婚式準備の主体となる新婦が式場に近い方が、提出物がある場合やドレス選びに行く場合に楽です。
また、最終手段として1人で打ち合わせに行く場合も新郎だけは見ませんが新婦だけは良く見ます。
こだわりがなくどちらでも良いという場合は準備を考えて選択すると、後々スムーズに進めることが出来ます。
・結婚式場はアクセス重視で選ぶ
遠距離の場合、結婚式の場所を中間にしようがどちらかに寄せようが、いずれにしても遠方ゲストが多くなります。
遠方ゲストが多いということは新幹線や飛行機の利用者が多くなるということですから、新幹線の到着駅や空港から出来るだけアクセスが良いエリアを選んでおきましょう。
各都道府県の主要エリアであれば大半がそういったターミナル駅からのアクセスが良くなっているので、主要エリアで探せば問題ないでしょう。
・ホテルウェディングだと両親に反対をされずらい
親族で遠方ゲストが多いとお年寄りが日帰りで帰るのは体力的にしんどいでしょう。
ご両親はそういったポイントをとっても気にするので、意向を聞いたうえでホテルに絞って探すなどすると反対されないでしょう。
ホテルであれば宿泊がそのまま出来てしまうので非常に楽ですし、結婚式をする方限定の優待価格で泊まれたりもするのでお得です。
・準備期間はどのぐらい必要?
式場探しにおいて、準備期間をどのぐらい取るか。というポイントは費用にも直接かかわる大切なポイントなので解説しておきます。
一般的な期間と同じで全然問題ありません。
ただし!3か月後というような直近だけは避けた方が無難です。
結論、半年あれば十分です。
これ以上長く準備期間を取ったところで特に意味はありません。
何もしていない期間が長くなり不安になるだけです。
遠距離で準備がスムーズに進まないから準備期間は1年欲しい!
と思う方が多いですが、本当に意味がないですし金額が高くなるだけなのでオススメしません。
準備期間の考え方として、一緒に住んでいるか遠距離かという判断基準ではなく休みが合うかどうかで判断するべきです。
一緒に住んでいても休みが合わなかったり、共働きでお互い忙しいカップルは打ち合わせに全然来れない方が多いです。
逆に遠距離の方でも休みが合っていて打ち合わせに来れる日程が取れれば何も問題ありません。
交通費など出費がかさまないように、なるべく打ち合わせで行く回数を少ない出来るよう考慮するだけです。
打ち合わせとドレス試着を同日で行う。
というようなことさえ考えておけば、準備期間は住んでいる距離や式場までの距離とは関係ありません。
半年前に式場決定した場合のスケジュールとしては、月に1回だけ結婚式準備で動いているイメージです。
打ち合わせやドレス試着などの準備で式場の方に出向くことは月に1回で十分です。
あとは自宅や電話で相談しながら料理コースや引出物などアイテムを相談するぐらいです。
ドレスショップが全国展開しているブランドであれば、式場側に出向かなくても近くにショップがある場合もあります。
月に1度の結婚式準備が問題なくスケジュールとして取れる場合は半年あれば十分です。
1つだけ結婚式準備で注意点を!全ての資料は2部もらいましょう!!
遠距離の場合は電話で相談しながら準備を進めていくことになります。
その場合に、お互い手元に資料がある状態でなければ話が進みません。
プランナーやドレスショップや装花スタッフなど結婚式に関する資料を色んなところから貰うと思います。
必ず全ての資料を2部貰う癖をつけましょう。もちろん見積もりもです。
◆遠方ゲストが多い場合の注意点
結婚式場の探し方に続いて、ゲストが多い場合の注意点についても紹介しておきます。
式場探しの際にプランナーに聞いておくべきことも多々あるので、併せて紹介していきましょう。
・お車代や宿泊費の相場と渡し方
式場探しにおいて結婚式にかけられる費用を決めておくことは最重要項目といっても過言ではありません。
遠方カップルが不安になる第一位はお車代や宿泊代について。
相場やマナーを知らないと失礼に当たりますので、知識をつけておきましょう。
また、結婚式予算を決める際にはお車代や宿泊代でいくらかかるのか考えておきましょう。
交通費でしょ?とバカにしていると後悔しますよ。
東京⇔大阪ぐらいの距離で親族が20名いたら、2万円×20名=40万円かかりますからね。
相場だけ簡単に紹介しておきますと、往復交通費の半額をお渡しすることが一般的です。
宿泊に関してはゲスト持ちにすることが多いです。
もちろんこれは人数によるので、あまり遠方ゲストが多くなければ全額出してあげるなどもOKです。
ただし遠距離カップルであれば遠方ゲストが多いでしょうから、交通費の半額という形でお渡ししましょう。
お車代や宿泊費に関してはこちらで詳しく紹介しております。
相場やマナーだけではなく、どのタイミングで誰から渡すべきなのか。
という当日のマナーも紹介しております。
・新幹線や飛行機の利用者が多いなら貸切バスの有無を確認
さて遠方ゲストが多い場合はブライダルフェアの時にプランナーに貸切バスの有無を確認しておきましょう。
大抵の式場はターミナル駅から式場の目の前まで貸切バスを手配することができます。
遠方ゲストが多い場合、特に親族が遠方の場合などは、飛行機でやっと着いたのにさらに電車を乗り継いでくるのは大変ですから、貸切バスを手配してあげましょう。
距離によりますが5万円程度で用意することが出来ます。
・待合室や更衣室を重視する
遠方ゲストは基本的に現地で着替えをしますから、更衣室が完備されているのか。
広さはどのぐらいあるのか確認しておきましょう。
遠方ゲストが多ければ1名ずつしか着替えられないような更衣室だと厳しいでしょう。
また待合室も狭くて全員座れないようだと、おもてなしにはなりません。
やっとの思いで式場に着いたのに立って待つとなれば結婚式前にクタクタです。
遠方ゲストがくつろげるような待合があるかどうかも確認しておきましょう。
・引き出物は宅配にできるか確認
遠方ゲストの荷物は出来るだけ減らしてあげるように心がけましょう。
特に重く荷物になるのが引出物です。
なかなか大きく重いので持ち帰るのは大変ですから、宅配引出物にしてあげましょう。
・ヘアメイクや着付けは当日その場で可能か確認
ヘアメイクや着付けも遠方ゲストは現地で行います。
地元でやってきても移動中に崩れてしまいますからね。
その為、ヘアセットや着付けも同時に何人程度いけるのか。部屋は広いのか。なども併せて確認が必要です。
また、着付けの場合着物を持ってくるゲストもいるでしょうから、そういった場合には事前に着物を送ったら保管しておいてもらえるかも確認しておきましょう。
当日大きな着物を持ってくるのは大変ですよ。
◆遠距離カップルならではの式場探しとは
遠距離カップルは、近距離に住んでいたり一緒に住んでいるカップルと同じように式場探しをするとなかなか意思の疎通が出来なかったり不安が募ったりします。
遠距離カップルが式場探しでウェディングサイトを使う時には2つのポイントに注意しましょう。
この2つのポイントをちゃんと網羅しているサイトは1つしかありませんので後述します。
①二人の希望が明確になるか
良くあるのが、どちらかが主体になって(主に新婦)勝手に進めてしまうパターン。
最初からこうなってしまうと、ただでさえ相談しずらい遠距離状態の中、新郎の結婚式に対する興味がドンドン下がっていきます。
ゼクシィネットなどのサイトを見て、雰囲気だけで「この式場見てみたい!」と自分だけ舞い上がっている状態は危険です。
遠距離の場合は、相手も上手に巻き込みながら、相手の意見も反映した式場選びをすることに注意してください。
そうでないとドンドン心の距離が空いてしまいますよ。
プランナーとしてそういうカップルをたくさん見てきましたから。
①久しぶりに会うのがデートではなく、ブライダルフェアや結婚式の準備になる
②相手が結婚式に興味ない
③お互いイライラする
④会うたびに喧嘩になる
⑤心の距離が離れていく
こうならないように二人で進めていく。ということがとても重要になります。
二人の希望を明確になるようなサイトを使いましょう。
②相談相手がいるか
後悔しない結婚式場探しに必須なのは、第三者のプロに相談することです。
二人の距離が近ければ式場紹介カウンターなどを使ってプロに相談しながら進めることが出来ます。
カウンターとはゼクシィ相談カウンターやマイナビデスク、ハナユメカウンターなどのことで、二人に合う式場を紹介してくれるサービスです。
ですが遠距離の場合、カウンターに1人で行っても自分の希望が叶う式場しか分からず相手の意見が反映されません。
プロに相談に乗ってもらえる環境を作れるサイトを使いましょう。
上記の①②をどちらも叶えられるのは、プラコレウェディングです。
CMで話題になり今や大人気サイトなので知っている方も多いと思いますが、簡単に言えば式場紹介カウンターのサービスを全てネット上でやってくれる。
というサイトです。
プラコレウェディングは自分に合った式場をプロが紹介してくれて、チャットでアドバイザーに相談しながら式場探しが出来る!
気に入った式場があれば、式場のプランナーともチャットで相談できる!
という画期的なサイトです。
ゼクシィネットなどのサイトと同様に式場からお金をもらって成立しているサイトなので、新郎新婦様が使う分には全て無料です。
手順としては
①好きなイメージを写真でポチポチ選ぶ
②エリアや予算などを選択
→1分程度でウェディング診断完了。
これだけで後はあなたにあった式場をプロがドンドンピックアップして教えてくれます。
紹介しれくれる際も、マッチング度90%!というようにどれだけ希望が叶うかも教えてくれます。
この診断を新郎新婦がそれぞれでやってください。
2人でやるのではなく、それぞれがやることに意味があります。
「二人の希望が叶う式場を探す」為には、2人がそれぞれウェディング診断を行い、2人ともが紹介された式場がベストです。
その為、診断は二人別々でやりましょう。
診断が完了したら紹介された中で気になる式場の情報をアドバイザーに聞いてみましょう。
なぜ自分たちに合っているのか。
金額はどのぐらいなのか。
など何を聞いてもOKです。
式場のスタッフではなく、あくまで第三者なので客観的にアドバイスをくれる貴重な味方となってくれます。
希望をすればアドバイザーにお願いしてフェア予約をしてもらうことも出来るし、その式場のプランナーとチャットで質問をしたり提案をもらったりすることも出来ます。
このように、今までは式場紹介カウンターに足を運んだり式場のブライダルフェアに参加しなければ出来なかったことが自宅や移動中に出来ます。
ウェディング診断とか1分で終わりますからね。
まずは診断をしてみて二人の希望が見事反映されている式場を探し出しましょう。
2人の希望に合う式場が似ていると凄くホッコリしますし心の距離も縮まります。
遠距離恋愛には大切なポイントですね。
公式サイトはこちら
◆遠方の結婚式場を探す場合の注意点
遠距離ではなく2人は近くにいながらも事情により遠くのエリアで結婚式場を見つけなければならない際の注意点についても解説しておきます。
・ブライダルフェアは2日間で回るべし
式場探しは時間をかけたからと言って満足度が上がるわけではありませんし、後悔しない式場選びになるわけでもありません。
しっかりと下調べをして行きたい会場を3件ピックアップしてブライダルフェアに参加すれば後悔することなく式場決定することが出来るでしょう。
何度も足を運ぶことは時間的にも費用的にも避けたいと思いますので、土日などの連休を使って2日間で回ってしまいましょう。
そもそも遠方の式場を選ぶ場合でなくても式場は2日間で回ってしまうのがベストです。
ブライダルフェアに参加して特別な割引が貰えた場合に、その割引を当日契約ではなく次の日まで伸ばしてもらうことが出来たり、日程を次の日まで仮予約しておいてもらったり出来るので2日間で回ることにはメリットがたくさんあります。
ブライダルフェアの回り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にスケジュールを組みましょう。
・ブライダルフェア参加前に聞くべきことをリストにしておく
ブライダルフェア参加後にあれもこれも聞くというのは遠方の場合難しいことが多々あります。
もちろん電話で聞くことも可能ですが、見積もりの内容などは直接会って話したいということも出てきます。
そうならないように事前に聞くべきことや決めておくべきことは把握しておくことで効率的に式場探しをしましょう。
決めておくべきこと=聞かれることなので事前に話し合っておくべきことはこちらの記事を見れば分かります。
・ホテルは事前に取っておくべし
土日祝など宿泊で行く場合は最後に見学する式場近くのホテルを予約する必要があります。
式場は基本的に主要エリアにある為、早めに取っておかないと埋まってしまっている可能性が充分考えられます。
式場見学の予約をしたらそのままホテルの予約もしてしまいましょう。
・ブライダルフェア予約はハナユメを使うべし
結婚式の費用はブライダルフェア予約で使うサイトによって変わります。
ゼクシィやマイナビウェディングやみんなのウェディングなど様々なサイトがありますが、一番結婚式の費用を抑えられるサイトがハナユメです。
ハナユメは式場と提携する際に、他のサイトには掲載していない最安のプランをハナユメ専用で作ることを条件としています。
その為、ハナユメを通せば通常価格から100万円~150万円程度の割引が入った激安プランを使えるということです。
ハナユメ公式サイトから気になる式場のページに行き「ハナユメ割」というページを見てみましょう。
このハナユメ割というのが式場がハナユメ専用で作ったプランであり、100万円以上の割引をしている式場がほとんどです。
また、ハナユメは3式場回れば3万円分の商品券プレゼント!というようなキャンペーンを行っています。
結婚式費用を抑えられるだけではなくブライダルフェアに参加しただけで商品券が貰えるというメリットだらけのサイトですね。
使わなければもったいないので、ブライダルフェア予約をするならハナユメを使いましょう。
公式サイトはこちら
◆遠方カップルの式場選び まとめ
遠距離カップルの式場探しは注意点と使うべきサイトさえ知っておけば、何も問題なくスムーズに進めていけます。
もちろん式場準備も同様です。
また遠方の結婚式場を探す場合も同様に注意点を理解しておけばあまり問題はありません。
二人の心の距離を縮めながら後悔のない式場選びをして下さい。
また遠方ゲストが多く、東京で結婚式をする。という方はこちらに専用記事を用意しております。
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