こんばんは。
takeshi kadotaです。
皆さんは結婚式の予算をどう決めていますか?ブライダルフェアにいらっしゃる新郎新婦様に予算を伺うと、なんとなく決めている方が多いように感じます。
◆相場がこのぐらいだから
◆このぐらいはかかるものだから
◆かかる費用に合わせて貯金をする
◆複数式場を周ってから決める
というようなカップルが多いのが現実です。
このようになんとなく決めてしまったり、相場に合わせて予算を考えると後から後悔します。
こんなにかかるはずではなかった。。。
完全に予算オーバーしてしまった。。。
というようなことにならないように明確に予算は決めておきましょう。
結婚式サイト・相談カウンターまとめ記事はこちら
目次
1、予算はいつまでに決めておくべき?
結婚式場を決定するまでに決めておけばいい。
と思っているのであればそれは少し遅いことを理解しておきましょう。
正しいタイミングはブライダルフェアに参加する前までです。
理由は、フェア参加前に見る費用と最終見積もりでは50万円~150万円程度変わるので事前に決まっていないと予算オーバーする可能性が非常に高まるからです。
順を追って解説すると、結婚式の費用は大きく分けて2回上がります。
①フェアで出してもらう見積もり
②契約後の最終見積もり
まずは皆さんネットやゼクシィなどを見て、この式場はこのぐらいの費用がかかるのか。
という情報をインプットしていくと思います。
式場のホームページやゼクシィネットのプランページで「50名200万円」というような情報がたくさん載っていますから、気になる費用情報は間違いなく見ますよね?
このネット上に掲載しているプランや費用は本当に最低限必要な物しか含まれていない、もしくはそれすらも入っていない金額です。
あまり良く見ないカップルが多いですが、プラン金額だけではなく含まれているアイテムを見てみて下さい。
スナップアルバムが入ってなかったり、カラードレスが入っていなかったり引出物が入ってなかったりとスッカスカの内容で組まれているプランです。
この情報を見て、50名200万円で結婚式が出来る!と認識をしてブライダルフェアに参加すると、希望を多少含めた250万円程度の見積もりが出てきて萎える。
というのがブライダルフェアあるあるです。
さらに言えば、サイトや式場によっては「税込み」か「税抜き」かが違います。
200万円の消費税はなんと20万円ですから、それだけでも大きな差が出てきます。
ネットの情報に踊らされてしまい、フェアに参加したら予算とのギャップが大きかったというのが第一の上がるポイントです。
次に上がるのが契約後です。
打ち合わせを重ねていく中で必要になった物が入ったり欲が出て良い衣装が着たくなったりして100万円程度上がることはザラにあります。
最初は200万円だった見積もりが最終見積もりでは300万円に化けていることは、ほぼ当たり前のように起きることです。
結婚式をした友人や知人が周りにいれば最初の見積りからいくら上がったのか聞いてみて下さい。
50万円~100万円は皆さん上がっているはずです。
実際に契約後に上がった費用の平均は80万円程度です。
招待人数によって異なりますが、これぐらいは最低限上がることを想定しておくべきです。
これが第二の費用が上がるポイントです。
このようにフェア参加前から最終見積もりまでの上がり幅は100万円以上となるので、式場契約直前に予算を決めておくのでは遅く、フェア参加前に予算に合った式場の見学に行くことで予算オーバーを防ぐことが出来ます。
予算は250万円だからネットの情報では100万円安い、150万円ぐらいのプランがある式場のフェアに参加しよう!
というように逆算することで予算内で結婚式が叶う可能性をグッと上げられるということです。
また、プラン情報で比較するとあまり参考にならない。
ということも知っておきましょう。
事前に知っておくべき金額情報を正しく比較する為の方法はこちらの記事で紹介しておりますので、見るべきサイトを知りフェア参加前と後のギャップをなくしておきましょう。
2、結婚式予算の正しい決め方とは
決めておくべきタイミングが式場決定直前であれば、式場のプランナーに話を聞いた後だったり見積もりをいくつか見た後なので予算を決めやすいと思いますが、前述したように正しいタイミングはフェア参加前です。
ということは何も分からない状態で決めなければならない。
ということですが安心して下さい。
何も知らないから本当の予算を決められるんです。
フェアに参加すると相場がなんとなく分かるので、相場に予算を合わせようとしてしまい結婚式後に「こんなかけなければ良かった」と後悔するカップルが後を絶ちません。
だからこそフェア参加前に正しい知識だけを入れた状態で、あなた方カップルの本当の予算を見極めていきましょう。
考えるべきポイントは4つです。
①人数をリストアップしておこう
結婚式の予算を決めるにあたり、絶対に決まっていないといけないのが招待人数です。
明確に決まっていなくても良いですが一度リストアップしてみて50名ぐらいかなー。
というようにザックリと把握しておきましょう。
注意点として、かかってくる費用が全然違うので大人と子供は分けて考えて下さい。
リストアップが終わったら祝儀がどのぐらい集まるのかを計算します。
◆友人・同僚・いとこ×3万円
◆上司・親族×5万円
で計算するとほぼ間違いありません。
そこまで明確にリストアップするのが難しければ「人数×3.3万円」が祝儀の平均なのでそれでもOKです。
フェア参加前に人数が決まっていないと会場の規模感もどう考えるべきか決まらず、何も話が進まないのでこの機会に考えておくことをオススメします。
リストアップする際に考えておくポイントや判断基準はこちらの記事で解説しております。
②貯金+今後の貯金を考える
祝儀の計算が済んだら、それにあなたが結婚式に出せる費用を足したものが「あなたの結婚式予算」です。
貯金があればその中からいくらなら出してもいいか。
1年後の式を考えているのであれば、それまでにどのぐらい貯められそうなのか。
ということを考えると決めやすいでしょう。
注意点として考えてほしいのは、出せる金額ではなく「出しても良い金額」で考えましょう。
貯金を頑張ってきた方は出そうと思ったら全然出せるけど。
という方もいると思いますが、その観点ではなく結婚式というイベントに対してこのぐらいなら出しても良いと思える価値に対しての金額を考えて下さい。
◆興味もこだわりもないから1円も出したくない!
◆こだわりたいから100万円ぐらいなら惜しくない!
◆親から援助も貰ったし、新郎新婦それぞれ30万円づつ出し合って60万円なら出しても良いよね!
などなど人によって結婚式に対して出しても良いと思える金額は変わってきます。
いくら出したらどのぐらいの内容の結婚式が出来るのか。
というような観点は捨てて下さい。
それに合わせるのではなく、あくまで上限としていくらまでなら出しても良いと思うか。
ということです。
③支払方法を考える
二人合わせていくら出しても良いのか。
祝儀はいくら集まったのか。
が分かれば、後はそれを合計した金額があなたの結婚式予算となりますが、祝儀を前提で考えているので結婚式場への支払いに関しては一切考えずに設定した予算になります。
ただ、安心して下さい。
経済的な理由で結婚式をやらないカップルが増えている中でそこに対しての対策をしない程式場もバカではありません。
ほぼ全ての式場で後払いで結婚式が出来る方法を提供しています。
◆ブライダルローンの紹介
◆カード支払
◆当日払い
◆後日払い
式場によって変わりますが、どれかは対応してくれる式場がほとんどなので確認しておきましょう。
後払いが出来ないと困る!という方はこちらで「後払いにしてもらう方法」を解説しておりますので読んでからフェアへの参加をして下さい。
ブライダルローンって何?という方はこちらで紹介しておりますので参考にして下さい。
④結婚式後の生活を考える
絶対に考えておくべきポイントなのに考えていないカップルが多いのが、結婚式以外の新生活にかかる費用です。
ハネムーン・結婚指輪・引っ越し・家具家電・新居…etc
たくさんの費用が新生活にはかかってきます。その費用相場はなんと200万円!
結婚式以外にかかる費用が200万円もあるのに、結婚式にばかりお金を掛けていられません。
結婚式以外にかかる費用を出来るだけ明確にした上で結婚式予算を考えると後悔することもないでしょう。
ハネムーンは「いつ・どこに・何日間行くのか」
指輪は「どのブランドで2つでいくらか」
引越は「どこからどこに引っ越すのか・経由地はあるか」
家具家電は「新しく必要な物は何か・買い替える物は何か」
新居は「どこに住むのか・バストイレ別などの条件はどのぐらいあるのか」
というようなことを考えて、それぞれどのぐらいかかるのか分かっておくと式場契約後や最終見積もりが出た際に「費用かけ過ぎた。。。」と思うことはないはずです。
結婚式は単体で見ずに、新生活という大きな枠で見ましょう。
一番近いイベントでもある結婚指輪についてはこちらで選び方や探し方、費用を抑える方法などを紹介しております。
プランナーだからこそ知っている結婚指輪の情報を公開しているので、これから購入予定の方は参考にして下さい。
ちなみに式場探しと指輪探しどちらが先だと良いのか知っていらっしゃいますか?
もし指輪だと思っている方はそれだけで費用を損する可能性が高いです。
脱線してしまうのでこちらの記事で紹介しておきますね。
3、相場より費用を抑える方法とは
さて予算を決める際に知っておくべきポイントや考えるべきポイントを紹介しましたが、予算は見えましたか?
予算決めると、段々予算の抑え方知りたくなってきませんか?特に「いくら出しても良いか」ということを考えていると「安けりゃ安い方が」とか「出来れば1円も出したくない」という希望が出てくることもあるでしょう。
それはそれでいいんです。
祝儀とトントンでやりたい!という方はいくらでもいらっしゃいますし、あわよくば黒字になって嬉しくない人はいません。
少なくても私は希望が全て叶う結婚式が黒字で出来たら最高です。笑
そんなこと出来るの?と良く聞かれますが、プランナーからすると実はメチャクチャ簡単に出来ます。
私の周りのプランナーも知っている知識を生かして「ケチったわけではなく黒字」で結婚式をしていますし、私が知っていることは友人にも話しているので何人も「黒字になったわ!サンキュー」と言ってきます。
いくつか方法はありますが、一番簡単かつ必須なのはブライダルフェア予約をハナユメからすることです。
ハナユメのことはCMなどで知っている方も多いと思いますが、言わずと知れた大人気サイトです。
ハナユメのことを知っていても「なぜ人気なのか」ということまでは知らない方が多いのではないでしょうか。
その理由を解説しますね。
ハナユメはCMで話題になり、今や全国で500以上の式場と提携していて、ハナユメ相談カウンターの予約が取りづらいレベルで人気のサイトですが話題になった理由は「結婚式費用がハナユメを通すと安くなる」からです。
ゼクシィなどたくさんのウェディングサイトがありますが、基本的に全てのサイトは式場の情報を載せているだけで、式場側が掲載料さえ払えばどの式場でも掲載できます。
ですがハナユメは「どのサイトにも掲載していない激安プランをハナユメ専用で作ること」を掲載条件にしています。
ハナユメの公式サイトで気になる式場を探して「ハナユメ割」というページを見てみましょう。
通常金額から100万円以上割引が入っている式場がたくさんあります。
実際に私の式場でもハナユメからフェア予約が入ったお客様には120万円程度割引した見積もりを出しています。
ブライダル業界は前述したように経済的な理由で結婚式を挙げないカップルが増えて、どの式場もお客様が減り困っている状況です。
しかしハナユメから予約すると安くなる!と話題になり、この状況を打開してくれたのがハナユメなので「ハナユメと提携しないとお客様が来ない」というのがブライダル業界の裏側です。
その為式場側としては、安いプランをハナユメ専用で作ってでも掲載したいというのが本音です。新郎新婦様からの支持が高いハナユメだからこそ出せる提携条件ですね。
ハナユメのキャンペーン情報は以下の記事で紹介おります。
公式サイトはこちら
4、結婚式予算の決め方 まとめ
結婚式の予算は相場に合わせたり、式場の見積りに合わせたりして決める物ではありません。
自分たちの現状や今後をしっかりと考えたうえで決めるべきものです。
正しい知識を持ち、正しい予算決めをすることが後悔しない結婚式を叶える1歩になりますよ。
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