こんばんは。
takeshi kadotaです。
ブライダルフェアに参加するとなれば、無料試食つきのブライダルフェアを探す方が多いと思います。そりゃ無料で結婚式場の美味しい料理が食べられるわけですから狙わない手はありませんよね。
現役ウェディングプランナーとして活動しているのでたくさんの試食つきブライダルフェアを開催してきましたし考え抜いてきました。
この記事ではそんな試食付きブライダルフェアについて解説しておりますので、どんな試食フェアを選べばいいのかを知ってください!
結婚式サイト・相談カウンターのまとめ記事はこちら
目次
1、試食付きブライダルフェアの種類
まずは試食付きブライダルフェアにどんな種類があるのかを解説しておきます。
①結婚式当日の内容が食べられるブライダルフェア
②試食会用に作られたメニューが食べられるブライダルフェア
③デザート(スイーツ)が食べられるブライダルフェア
大きく分けると3種類となります。それぞれのブライダルフェアで食べられる量に関しては次の項目で解説しますが、まずはどの種類のブライダルフェアに参加したいのか決めましょう。
基本的に皆さんが選ぶのは①の結婚式当日のメニューが食べられるブライダルフェアだと思います。私のオススメも①です。
②のブライダルフェアの為だけに作られたメニューで良くあるのが、ブライダルフェアではA5ランクの美味しいお肉が出てきたのに実際にそのメニューを選ぼうとすると20,000円のコースしかない。というようなこともあります。
またレストランが入っているホテルだと良くあるのが、ホテル内のレストランで料理が食べられるパターンです。これ結婚式全然関係ないですよね。そもそもシェフが違いますから。
結婚式で出す料理を食べなければあまり意味がありません。
また、③のスイーツに関しても意味がないことはありませんがやはりメインとなる料理が食べたいですよね。スイーツを食べればパティシエの腕は分かりますがシェフの腕は分かりません。
せっかくならスイーツではなく料理が食べられる試食フェアを選びましょう。
2、試食の量は結婚式場やブライダルフェアによる
どのぐらい食べられるの?と気になる方が多いと思いますので量に関しても解説しておきます。結論としては式場によるし参加するブライダルフェアによるので一概には言えません。
結婚式場によってフルコースが食べられる式場もあれば、メインディッシュだけの式場もあります。
同じ式場でも土日は結婚式で出す料理が食べられるけど平日はスイーツというパターンも良くあります。
パターンとしては以下の6つになります。
◆フルコース試食
◆ミニコース試食
◆ワンプレート試食
◆食べ比べ試食
◆一口試食
◆スイーツ試食
やはり参加したいのはフルコース試食でしょう。しかし、ブライダルフェアでフルコース全てが食べられるのは激レアです。ほとんどの式場がミニコースかワンプレート試食となります。
フルコースとなれば材料費だけではなく提供する時間や準備に時間がかかる為、ブライダルフェアの時間が長くなり式場側からするとかなり効率が悪いです。これが理由でだいたいの式場は自信のある料理だけ提供するスタイルを取っています。
ミニコースはハーフコースと表現している式場もありますが同じ意味です。前菜・スープ・メイン料理・デザートというように3~4皿が提供される試食です。まぁ十分ですよね。
ワンプレート試食はメインディッシュと付け合わせが1皿にまとまって提供される試食です。
食べ比べ試食とは、黒毛和牛と伊勢海老どっちも食べられるというような試食です。ミニコース試食やワンプレート試食は結婚式で実際に提供される料理が食べられる可能性が高いですが、食べ比べとなると結婚式に出る物とは違うことが多いです。
食べ比べ試食フェアは高級食材を並べてキャッチーなブライダルフェアを作り集客することが目的で開催されています。その為、ブライダルフェアの為だけに用意された食材や料理が出てくることがあるので注意しましょう。
一口試食はその名の通りで、一口だけ料理が提供されます。メインディッシュのお肉やフォアグラがスプーンに乗って一口分だけ提供されます。あまり開催している式場は多くありませんが、試食というには心もとない量なので参考にはなりません。
スイーツ試食に関してはパティシエが作ったウェディングケーキやスイーツがワンプレートで提供されることが多いです。ホテルだと稀にスイーツブッフェだったりします。
このように試食付きブライダルフェアには複数の種類や量があるので、どの式場がどんな試食会をやっているのかチェックしておきましょう。
オススメな探し方としては「ビックフェア」と書いてあると通常よりも豪華な料理が出てくる可能性が高いです。
結婚式場は毎日ブライダルフェアを開催していますが、その中でもこの日はブライダルフェアに専念する!と決めている日があったりします。そういった日にはビックフェアと言って通常よりも内容が豪華なブライダルフェアが開催されています。
通常はないけど模擬挙式があったり、この日だけはフルコース試食が出来たりなどと内容が充実しています。
このビックフェアを狙うと試食内容だけではなくその他の内容が体験出来たり、特典や割引が増えていることがありますので、せっかく参加するならビックフェアに参加しましょう。
ビックフェアを開催する可能性が高いのは仏滅の土日祝日や大型連休です。
結婚式がない日はゆっくりと式場見学が出来たり全スタッフがブライダルフェアに集中できますし、大型連休は人が動くタイミングなので集客するにはもってこいです。
その為、人気のない仏滅の日や大型連休はビックフェアを開催する為に結婚式をあえて受けていない式場もあります。
年末年始やゴールデンウィークやお盆などはビックフェアを開催している可能性が高い為、狙い目です。こういった大型連休以外でビックフェアを探したい場合は仏滅の土日祝日で探してみましょう。
3、試食付きブライダルフェアの費用は無料?有料?
試食がついていると料金が発生するのでは?と思われる方が多いと思いますがほぼ無料です。
約97%の結婚式場が無料で試食を提供しています。一部ハイブランドホテルなどでフルコース試食がある場合のみ料金がかかる場合もあります。ただ料金がかかる場合でも2,000~3,000円なので普通にそのホテルでフルコースを食べるよりはるかに安い金額で食べることが出来ます。
ウェディングサイトからブライダルフェア予約をする場合は料金設定が見れるので、必ずチェックしておきましょう。
試食が出来るのになぜ無料?と思われるかもしれませんが、ブライダルフェアは結婚式場の営業活動の一環なので無料試食があるんです。
よく化粧品なんかでもサンプルを無料で配ったりしていますが、それと同じで営業活動に必要な経費として換算されています。
無料試食会を開催することで新郎新婦様を呼び込み、美味しい料理を食べてもらうことで成約に結びつく為無料で試食を提供しています。
また今やほぼ全ての式場が無料試食会を行っているので、それがないと新郎新婦様が来てくれないという状況でもあるので式場側はやらざるを得ないのです。
式場によって試食の量や種類は様々ですが無料試食会つきのブライダルフェアがない結婚式場の方が珍しいでしょう。
4、試食がしたい場合はいつまでに予約すればいいの?
試食を提供する以上、何組分の料理を用意しておけばいいのか式場側は把握しておかなければなりません。その為、予約せずに行ったり直前の予約だと試食が出来ないことが多々あります。
せっかく参加するからには試食出来るように、いつまでに予約すればいいのかも知っておきましょう。
結論から言えば、前日までに予約をしておけばOKです。出来れば昼ぐらいまでなら安心です。
当日の予約だとそもそも食材の用意がなく、物理的に提供できないことがあるので注意が必要です。
5、試食目当てのブライダルフェア参加はあり?
あまり大きな声では言えませんが全然ありです。
結婚式場の決定において料理が決め手になることはとても多いですし、ゲストへのおもてなしとして重要な項目ですから試食の為に参加するのは全然OKです。
結婚の予定が一切ない場合は冷やかしになるのでやめた方が良いですが、結婚する予定が今後あり結婚式を検討している。ぐらいのタイミングでも参加するのはOKです。
そのブライダルフェアに参加したことで将来的にその結婚式場で式を挙げる可能性が高まるわけですから式場側としては損はありません。
そもそもどのカップルもブライダルフェアにはその式場で決定すること前提で参加しているわけではなく、とりあえず話聞きに行ってみようか!美味しい料理無料で食べられるし!というぐらい気軽に参加しています。
もちろんそのぐらい気軽に参加して良いイベントです。
あまり気にせずデート感覚で参加してみましょう。
6、ブライダルフェアで試食会のみ参加するのはあり?
冷やかしで結婚の予定もないのに試食する為だけに参加するのは式場の迷惑になりますが、時間が無かったり式場決定において料理が最優先事項である場合は全然OKです。
また、一度ブライダルフェアに参加したことがある結婚式場で一回目の参加時には試食がなかった場合などであれば試食の為にブライダルフェア予約するのは全然ありです。
そういった方は多く、ブライダルフェアに参加してその場で即決せずに複数の式場を周ったうえで候補に残っている式場の試食を食べて周る方もたくさんいらっしゃいます。
式場としてもちゃんと検討してくれている新郎新婦様に試食を提供することは大歓迎です。
このように何か理由があれば試食のみ参加することは問題ないので気軽にブライダルフェア予約しましょう。
7、試食付きブライダルフェアの選び方と注意点
早速試食つきブライダルフェアに参加することになればどのブライダルフェアに参加するかで迷うと思いますので、正しい選び方と注意点を紹介しておきます。
まず選び方としては、私が言うまでもないと思いますが量と料金で選びましょう。
もちろん無料な方がいいですし、出来ればフルコースが食べられれば最高です。ただし、注意点として試食の内容だけで式場選びの方向性を変えるのだけはやめましょう。
式場の雰囲気はA式場の方が好きで気になるけど、試食の内容がB式場の方が豪華だからB式場に行こう!という決め方をすると結婚式自体を後悔してしまうことに繋がります。
基本的に結婚式場はどこも素敵ですし行ったら気に入ってしまうことが多々あります。思ったよりB式場を気に入ってしまって即決したりするとA式場に行かなかったことに後悔する日がくるかもしれません。
どうしても気になる試食会があった場合は、必ずどちらの式場も見学に行くことをオススメします。
また即決することにあまりメリットはありませんが、ブライダルフェアで即決を迫られる式場があります。そうなった時の対処法を事前に知っておきましょう。
注意点としてもう1つ。
「無料試食」という言葉だけにひっかかるのはやめましょう。
ブライダルフェアのタイトルが豪華無料試食!となっているのに内容をちゃんと見たら一口試食だったりスイーツ試食だったりします。
式場側は集客に必死なのでブライダルフェアのタイトルで多少盛ります。大げさに見せて行ってみたら大したことない試食であることは良くあるので、タイトルだけではなくブライダルフェア詳細から試食内容をしっかりチェックしましょう。
8、試食付きブライダルフェア当日のチェックポイント
料理の味以外にもせっかく試食できるのでいくつか見ておくべきポイントを紹介しておきます。
①料理の見た目は華やかか
料理は味だけではなく目で見て楽しむものでもあります。特に結婚式の料理はゲストが楽しみにしているポイントであり見た目が貧相だとゲストをがっかりさせてしまいます。あまりお金をかけていないと思われてしまうこともあります。
写真を撮りたくなるような見た目だとゲストは喜んでくれるでしょう。
②食器やシルバーは綺麗か
普段しっかりと綺麗にしているかどうかは意外と大事です。当たり前のことですが出来ていない式場もあります。汚れが残ったフォークがゲストに提供されてしまう可能性もあるということです。
そういったことが絶対にないよう汚れや傷がないかどうかは確認しておきましょう。
また食器は見た目の華やかさにも関わるので料理にこだわっている式場は食器にもこだわっています。逆にこだわっていないところは皿で節約しようとします。たかが皿でも式場にとってはもの凄く大きな選択なんです。
例えば1つしか披露宴会場がない式場の場合でも、100人規模の結婚式が3回転するようなことも想定してお皿を揃えなければいけませんから、1種類で300皿必要になるんです。
これをコースで提供する品数分用意するわけですから2,000枚以上の皿が必要になりますよね。
披露宴会場数が増えて行けばもっと皿が必要になるんです。そんな中で1枚いくらの皿を購入するかはもの凄く大きな金額の判断になりますから、節約している式場もあります。
食器やシルバー類(フォークナイフなど)はどんなものを使っていて綺麗かどうか。は非常に重要なポイントです。
③アツアツで出てくるか
式場も暇ではありませんから試食内容を作り置きしているところもあります。出来立てのアツアツが出てくるかどうかはちゃんと確認しておきましょう。
結婚式の料理でぬるかったり冷めた料理が出てくることは良くありますからね。
9、ブライダルフェア当日に聞いておくべき料理のこと
①どんなところにこだわっているのか
シェフではなくプランナーに確認すればOKですが、どんなところにこだわって料理を作っているのか。食材にはどんなこだわりがあるのかは聞いておきましょう。
こだわっていない式場だとこんな当たり前の質問に明確な答えがありません。
ゲスト皆様が満足してもらえることにこだわっています。というような薄い回答がきたらこだわっていないと判断しましょう。
ゲスト全員が満足できるようにこんな食材を使って、こういったところにこだわって料理を作っています。実際に料理の満足度はこうです。
という実績まで教えてくれるような式場はこだわっているところが多いので、必ず聞いておきましょう。
②料理ランクはいくつあるのか
どの式場でも必ず金額に応じて料理内容が変わります。そのコースがいくつあってどんな費用ランクなのかを確認しておきましょう。
12,000円のコースはこんな内容。
15,000円のコースはこんな内容。
18,000円のコースはこんな内容。
というように写真などを見せてもらえたらベストです。また12,000円だとオーストラリア産牛だけど15,000円だと国産黒毛和牛になる。じゃあ15,000円のコースを選びたいね。
というように選ぶコースを考えて見積もりに入れてもらうと式場決定後に料理で金額が上がる可能性が低くなります。
③オリジナルメニューは対応してくれるか
二人はどこの出身で名産がこれだから、名産の食材を使った料理を出したい!というように2人の希望に合わせた料理を提供するのは可能かどうか確認しておきましょう。
結構できない式場が多い為、式場契約前に確認して後悔しないようにして下さい。
④アレルギー対応はしてくれるか
これは出来ない式場はほぼないと思いますが、アレルギーがあるゲストに対して別の料理を提供してくれるのかは確認しましょう。また、招待状のはがきにアレルギーに関する質問を入れられるかも合わせて確認するといいでしょう。
⑤お子様メニューはどんなものか
大人の料理にばかり気を取られて確認するのを忘れてしまう方が多いですが、結婚式に子供を連れてくる方は多いですし親族で姪っ子や甥っ子がいるカップルは子供料理はどんなものか確認しておきましょう。
どのぐらいの量でどんなものなのか写真があればベストです。また、子供はアレルギーが多いので子供のアレルギー対応も要確認です。
⑥お年寄り専用の対応はしてくれるか
お年を召した方用にお肉を細かく切って出してくれるか。なども確認しておくと祖母や祖父を招待する際も安心です。
⑦料理演出は何があるのか
料理にこだわっているカップルだと料理を絡めた演出をするのがオススメなので、どんなことが出来るのか確認しておきましょう。
代表的な演出としてはメインディッシュの肉を新郎新婦様がカッティングしたり、シェフがフランベしてくれたり。
料理の演出は盛り上がるのでどんなことが出来るのか聞いておきましょう。
⑧新郎新婦は当日食べられるのか
披露宴中に食べるのは難しいですが、お開き後に支度部屋に料理を提供してくれる式場もあります。
一日何も食べないとお腹がすきますし食べられると嬉しいですよね。せっかくなら食べられるのかどうか聞いてみましょう。
10、試食付きブライダルフェアの予約方法
試食つきブライダルフェアのことを解説してきましたが、最後に予約する方法を紹介しておきます。
ゼクシィやマイナビウェディングやハナユメやぐるなびウェディングなどなどたくさんのサイトがあるのでどのサイトを使えば試食つきブライダルフェアがお得になるのかを紹介します。
使うべきサイトはハナユメです。理由は2つあって、キャンペーン金額の高さと割引の多さです。
ハナユメ以外にもブライダルフェア予約キャンペーンを行っているサイトはいくつかありますが、ハナユメはそのキャンペーン金額が他と比べて高く最大50,000円がもらえます。
参加するブライダルフェアの数に応じて商品券が貰えます。各社ブライダルフェア予約を自社からしてもらえるように考えていますから、キャンペーンをやっているので必ず利用しましょう。
割引の高さに関してですが、そもそもブライダルフェア予約するサイトによって結婚式の費用が変わるのはハナユメだけです。
他のサイトは式場を掲載しているだけのサイトですから、式場の基本情報が見れるだけです。
しかしハナユメは掲載するにあたって「他には掲載されていない激安プランをハナユメ専用でつくること」が式場の条件になっています。
つまり、式場はハナユメ専用の割引が多いプランを作らなければハナユメに掲載できないんです。
気になる式場があればハナユメの公式サイトから式場ページの「ハナユメ割」というところを見てみましょう。このハナユメ割というのがハナユメ専用に作られたプランで、通常価格から100万円~150万円割引が入っている式場ばかりです。
同じ式場で同じ内容の見積りでも、ハナユメ以外のサイトから予約した場合は350万円の見積りが出てくるけど、ハナユメから予約したら200万円の見積りが出てくるということです。
実際私の式場もハナユメに掲載しており、他のサイトから予約するのと比べて120万円程度割引したプランをハナユメ専用で紹介しています。
これを知っていると他のサイトから予約してきた新郎新婦様に「ハナユメから予約しなおしな」と教えてあげたくなります。笑
この割引プランは使わなければ損なので必ず使いましょう。
ハナユメのキャンペーン情報は以下の記事で紹介しております。
公式サイトはこちら
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