こんばんは。
takeshi kadotaです。
皆さんは挙式といえば何を想像するでしょうか?
牧師先生がいて
「誓いますか?」
「はい。誓います」
というようなシーンをイメージする方は多いのではないでしょうか?
これは全て教会式というスタイルで他にも人前式というパターンもあるのはご存知でしょうか?
昔は圧倒的に教会式が多かったですが、今は3割ぐらいの方が人前式を選ばれています。
そんな人気急上昇中の「人前式」について本日はお話ししていきます。
個人的にオススメなスタイルでもあるので「人前式」の意味だけではなく
メリットや出来る演出についてもご紹介していきます。
目次
1、人前式って何?教会式との違いは?
まずは教会式について説明をします。おそらく皆さんがイメージされる挙式は教会式です。
牧師先生が片言の日本語でしゃべり、讃美歌を歌って2人の愛を神に誓う一般的なスタイルです。
外国人牧師の「病める時も健やかな時も愛することを誓いますか?」という質問に対して
「はい!誓います!」と返すことに憧れる方も少なくないのではないでしょうか?
これに対して人前式とは
「じんぜんしき」や「ひとまえしき」と呼ばれ教会式と大きく違ったポイントがあります。
大きく5つあるのでそれぞれ解説していきます。
ただ、場所は同じチャペルで行うので
「チャペルで挙式をすることに憧れがある!」という方もご安心下さい。
①牧師先生がいない
牧師がいなくてどうやって進めるの?と思われるかもしれませんが
人前式は代わりにプロの司会者が入って進行を進めてきます。
キレイな日本語で「指輪の交換でございます」というアナウンスを入れていく形になります。
ただ、披露宴のように「新郎新婦の入場でございますーー!!!!」
というテンションではなく
挙式なので厳粛な感じでアナウンスを入れてくれます。
②ゲストに愛を誓う
教会式は神の使いである牧師に愛を誓いますが、人前式は言葉の通り
来てくれているゲストに愛を誓うことになります。
ゲストに愛を誓いゲストに承認してもらう。というゲスト参加型の挙式というイメージですね。
③祭壇でゲストの方を向いている時間が長い
教会式を思い出してください。
新郎新婦の後姿を眺めているシーンって多くないですか?
牧師先生がいるので、基本的に祭壇では牧師先生と向き合っています。
だからゲストには背を向けている状態になるんですね。
これに対して人前式は、牧師がおらず司会者が教会の隅にいる状態なので
新郎新婦はゲストの方を向いている状態となります。
少し恥ずかしい部分もあると思いますが、ゲストとしては後姿よりも表情を見ながら挙式に参加出来る方が楽しいと思います。
④讃美歌を歌わない
神に誓うわけではないので讃美歌は歌いません。
教会式を嫌がる方の理由として
「讃美歌とかそういうのめんどくさい。人生で神に誓ったことなんて一回もないのに急に誓われても神側も困らね?」
というご意見を頂きます。笑
正直私も神を信じているタイプではないので、讃美歌を歌っている時間はあまり意味を感じません。そういう方には讃美歌がない。というのはメリットかもしれません。
プランナーが言うのもどうかと思いますが。。。笑
⑤聖書朗読もない
牧師がいないので、牧師が持っている聖書を読み上げるシーンもなくなります。
英語でビヤーーーーとしゃべってからアーメン。ってするやつですね。
こちらもそういった儀式に価値を感じていない方にはメリットかもしれませんね。
2、人前式だからこそ出来る演出・メリット
牧師がおらず宗教色がないからこそ出来る演出がいくつかあり、これがやりたくて人前式にする方もいらっしゃるので紹介しておきますね。
①立会人を選出
教会式は結婚証明書に2人が名前を書いたら、牧師先生がサインをして完成。となりますが
人前式は牧師先生がいないので、ゲスト代表者2名にサインしてもらって完成。となります。
ご両親や恩師、兄弟や親友など誰を選んでもOKなので挙式に参加してほしい方や結婚を一番認めてほしい方を選びましょう!
2人を結んでくれたキューピットを指名してあげても喜んでもらえるはずです。
1点注意してほしいのが両家で間柄は揃えておきましょう。
間柄とは「友人や来賓」なのか「親族」なのかということです。
*来賓とは恩師や会社の上司のこと
例えば新郎側は親友で、新婦側はお母さまというような感じになると
新郎側両親が「え、私たちじゃないの?寂しい」ってなります。
選ばれた親友も「え、向こう親なのにこっち俺(私)でいいの?」ってなります。
気まずくならないように間柄だけは揃えておきましょう。
②オリジナルの誓いの言葉
牧師先生の「病める時も健やかな時も~」というくだりがなくなるので、誓いの言葉は二人が決めます。2人がゲストに自由に誓いを立てれるんですね。
私はこれが人前式の一番素敵なところだと思ってます。
例えば
「2人で同じ方向を向いて1歩1歩進んでいきます」
というようなものでもいいですし
新郎から
「家事は週に3回は手伝います!」
「飲みに行くのは週に1回にしておきます!」
というようなクスクス的な誓いでもいいわけです。
また、2人で3つづつ誓いの言葉を考えて当日その場面でお互いも知る。
というようなサプライズ誓いなども楽しめます。
「あいうえお」作文なんかでもされる方がいらっしゃいますよ。
2人の名前の頭文字を取って誓うんですね。
例えば
たがいを尊重しあいます。
けっして感謝を忘れません。
しんじあう心を大切にします。
ゆぶねは42度に設定します。笑
いつまでも愛し続けることを誓います。
という感じ。笑
こんな感じで作っている時も楽しめるのがいいですね!
③人前式のメリット
式場によりますが、金額が教会式よりも安いことが多々あります。
牧師先生が高いってことですね。笑
予算的にも抑えられる項目なので、金額の変動があるのかプランナーに聞いてみましょう。
3、人前式がオススメな方
教会式との違いをお伝えしてきましたが、最後に人前式が合っている方の特徴をお伝えしますので教会式と迷っている方は参考にしてみて下さい。
・厳かよりも心温まる挙式にしたい方
・宗教色がなくラフな式にしたい方
・オリジナリティーのある式にしたい方
こんな方は人前式がお勧めです。
まだまだ教会式の方が多い分、特徴的でゲストの印象にも残りやすいはずです。
バージンロードを一緒に歩く人を選ぶのにもオリジナリティーが出せますよ。
4、まとめ
挙式のスタイルは結婚式のイメージを決めるにおいてとても大切な項目になります。
どんな式にしたいかなー?
ということを話し合ってから決めましょう!
- なんか式のこだわりある?
- いや、違いも良く分からんし。。
- だよね。じゃあ一般的な教会式でいっか。
- うん。
という適当な決め方をすると後悔しますよ。
挙式スタイルは式場のタイプによっても変わってきます。
ホテルか専門式場かレストランかゲストハウスか。あなたに合った式場タイプを判断しておきましょう。
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